2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年終わる

誕生日(21日)あたりから年末までの間に寝込んでしまうが毎年の定番になっているのは、自分の脳に12月の終わりがひとつの〆、区切りだと刷り込まれているということだろうか。 昨日から高熱が出てぐったりだけど、いちおう回顧をやりたい。 今年はやたらと…

年が越せない!

外での仕事が週末で終わったにもかかわらず、さらに三つ四つとこなさなければ御用納めはやってこない。 いつからこんなことになったのか…… やはり非常勤先6校というのが煩雑さを増しているかも。 やることはやっていても、何かとトラブル出てくるし。 さす…

イベント:クレオールの響き

イベントのお知らせです。■12/23(木・祝) 今福龍太LaKouZumi#2 群島 - 世界論 / カリブ音響篇 「クレオールの響き、あるいは高度必需」 (もっとも詩的なもの)出演:今福龍太(人類学・批評家)× 星埜守之(カリブ海圏フランス語文学)音=声による出演: マ…

タルト・タタン3

3台目のタルト・タタン。 もはや歯磨きやメールチェックの合間にちゃちゃっと作れます。 チビッコ用なので、紅玉ではなく甘みの強いフジで。 生地に硬さをもたせるために、アーモンドパウダーを少なめにして小麦粉分量を増やしてみましたが、やっぱりアーモ…

タルト・タタン2

もう一回、タルト・タタンを作った。 昨日はレシピにある通りフジを使ったが、今日は紅玉で。 焼き菓子のりんごはやっぱり紅玉のほうが気分です。 でも酸味がきつかったらごめん。 明日の勉強会に持っていくよ。

Je suis pâtissière

天才じゃねーか、俺って思う瞬間、皆さんはありませんか? 私はあります!! こんな時(だけ)。 今年の冬はタルト・タタンと決めていた。 りんごはすでに貯蔵してある。 集中講義の合間にもっと焼くぞ。 ・ ポイント:カラメルは中火以上の火にかけること。…

異次元ロマンスカー

ロマンスカーの切符というのは、券売機で買うと何号車になるかお任せである。 で、私の心のなかのロマンスカーおみくじでは、1号車が凶。 新宿駅で最果てに到着するから、そう決めたのだ。 ところが初めて1号車をひいてしまい乗ってみたところ、とんでもなく…

創作

本当に久しぶりに100枚を超える創作をした。 博士論文受理というのが表向きは今年のメインイベントということにはなっているが、書くのが大変だったは去年のことだし、今年の自分って何なんだろうとずっと思っていたから、先月と今月とで書けてよかった。 や…

餅つき

昨日は生まれて初めて餅をついた。 といっても、人一倍非力なもので、ペタンペタンと景気の悪い音しか出ない。 力任せというよりはリズム感が大事なようだが、それでも基本の力がある男衆がつくと、カーンカーンと全然違う音が響く。 助っ人としてシルクロー…

フィギュアスケート:エリック・ボンパール杯

フローラン・アモディオ(フランス)のフリー演技に釘づけになる。 フィギュアにかぎらずライヴの演技というのは何であれ、たいがいは漫然と見ているのだけど、ごくたまに思わずひきこまれるということがある。 今年初めのオリンピックではまだ粗かったけど…

文章修業中

自分の文章を書く時、何を一番考えているかってやっぱり構成に尽きます。 それから今あるこの文章の世界を、どうやって外に開いていくかということ。 ・ 美文を書こうとか、いいリズムとかって考えると、かえっていやらしい、お文芸みたいな文章になっちゃう…

週間日記

翻弄されてたなー、この一週間かもうちょっとか。 いろんなところに出没したなー。 緊張しつつ楽しいこともあったけど、冷や水ぶっかけられた感じ。 落ち着かないと、と思って、今日は水栽培していたミントを植木鉢に植えた。 そして9駅先のカフェで店主の父…

フランクリン・J・シャフナー『パピヨン』(1973)

以前観たのは子供の頃。 面白くて好きだったのだが、仏領ギュイアンヌが舞台なことはさすがに知らず、独房で虫を食べる場面やラストの海に飛び込む場面が記憶に残るのみだった。 初めてダスティン・ホフマンを発見して「いい俳優だな」と思ったのもこの作品…

フィギュアスケートNHK杯

今シーズン初戦のNHK杯ショートプログラムは高橋大輔が78ポイントでトップ(ISUのサイトにはまだ詳細なスコアは出ていない)。 ラテンナンバー「ある恋の物語」「エル・マンボ」を組み合わせたプログラムは圧倒的に魅力的で、他の選手の演技とは別次元であっ…

ハイチでコレラ蔓延

今年1月、大地震に見舞われたハイチで、不衛生な水を媒介にコレラが広がり、これまでに118人が死亡、1000人以上が感染している。 首都ポルトープランスでは、地震以降、9か月以上にわたりキャンプ生活をする人々が100万人以上にのぼるとされている。 RFI(ラ…

文学と文芸

それはそうと、文学と文芸とはどう違うのだろう? 文芸という言葉をあちこちで見るけれど、あまり意味がわかっていない。 自分としては文学という言葉しか使わない。 文学とは何かといえば、読むこと書くこと生きること、あるいは世界の記述の仕方かな? そ…

9駅先の異界

またも歩きに歩いたが、日が暮れかけると急に心細くなってくる。 そんな場所なのだ。 降り立った駅まで急ぎ足で戻り、一服したいがいまどき見事なまでにスタバやドトールといったチェーン店が見当たらないので、駅裏にあるかなり古びた喫茶店に入ってみる。 …

World Beat2010

連休は日比谷の野音にワールド・ビートを聞きに出かける。 ビルと日比谷公園の木々に囲まれた、切り取られた空にぎらつく太陽がだんだん落ちて行くのを感じながら、音楽を聞いているのが心地よい。 こういう大きな規模の野外コンサートに行くのはどれだけ久…

週間日記

10月1日 たまたま南北線沿線に行ったついでに、文章を書くための調査に出かける。 いつ行ってもここでは興奮してどんどん歩いてしまう。 今回、かなり大きな区画がURの豪華マンションに建て替え途中であるのを知り、「パンツ公園」と呼んでいた好きな公園も…

踊りの日

久しぶりに踊る。 踊るのはかなり好きなほうだ。 ・ エカヒ、エルア、エコル、エハッと声をかけながら、まずは長い長いストレッチ。 思いのほか、たくさん汗をかく。 ・ 昨日冷たい雨の中一日外出していたせいで、今朝起きたら喉が焼けつくように痛く、あわ…

ジャン・ユンカーマン『老人と海』

『チョムスキー9.11』『映画 日本国憲法』のジャン・ユンカーマン監督のもと1990年に制作されてから、今回ディレクターズ・カット版として20年ぶりの公開。 音楽は小室等、演奏は坂田明ほか。 ささやかな規模ながら全国を回っているが、ぜひ多くの人に観てほ…

週間日記

9月11日(土) 野生馬と遊ぶ。 犬猫と違い、暑さにものすごい汗をかいて湿っている。 動物の顔は美しすぎ、人の顔は面白すぎる。 特にはしゃぎ楽しんでいる時の自分の顔 (馬と頬を寄せ合ってのツーショットを見るにつけ)。9月12日(日) 急に現れた仔ヤギ…

備忘録:ジャン・ユンカーマン『老人と海 ディレクターズ・カット版』

「八重山毎日オンライン」を見ていて偶然情報を知ったのだが、あやうく見逃すところだった。 7月終わりから全国上映しており、一巡した後、9月11日から渋谷のアップリンクで上映。 ・ 与那国島のカツオ漁師を撮ったドキュメンタリーで、1990年の制作。 小型…

最近のお買いもの

この夏、初めてといっていいくらいのお買いものをした。 ビルケンシュトックのサンダル、ビオリスタというイタリアのオーガニック・ブランドのボディクリーム、パレオつきの水着、UVケアにも汗とりにもなる綿のストール、かぐらざか貞の草履柄のハンカチ。 …

プロジェクトの頓挫、『群島=世界論』ほか

しばらく温めていた聞き書きのスペシャルプロジェクトのため、朝一番に始動するも、あえなく不可能だということがわかる。 二年前、あんなに張りがあった声、こんなにも力がない。 歳をとるというのは過酷なことだ。 いろいろ聞くことを考えていたのに、かえ…

Bossa du Animé

授業準備のため大量のコピーを読み倒しながら、BGMはクレモンティーヌの「アニメンティーヌ」。 軽い軽いボサノヴァながら、ときおり、妙に日本語原曲に忠実な歌詞が耳につき、思わずぷっと笑ってしまう。 セチュヌファミーユ、ドゥージェニー、バーカボンボ…

もうすぐ夏休み(再確認)

もう9月。 あとは転げるように一年が終わってゆく。 このひどく殺伐とした気持ちは何かと考えれば、この夏はまとまった自分の文章を何も書いていないということに思いあたる。 この十年ぐらいは、夏の間には曲がりなりにも必ず論考を、もしくは創作を何かひ…

小沢一郎、代表選出馬へ

このところ確信を強めているのは、左翼インテリの人々は小沢一郎はOKなのだなということだ。 アメリカより中国のほうを向いていること、国連尊重、辺野古基地反対などが受け入れられるポイントだろう。 私はこの人を25年ぐらいは(時にひとりの人間として興…

読書週間

多田治著『沖縄イメージを旅する――柳田國男から移住ブームまで』を面白く読む。 観光と知、ツーリズムとアカデミズムが結びついているって、まったくその通りで本当にいやなんだよなあ、我ながら。 といって興味のあるすべての土地に永住できるわけではない…

なのにあなたは京都へ行くの

仕事のため、猛暑の京都で週末を過ごす。 関東生まれの関東育ちなのに、なぜこうも関西との縁が深いのだろう。 自分の人生、公的にも私的にも、つねに関西文化に巻き込まれてきた気がする。 そして最近の巻き込まれ度は特にひどい。 関西人が好んでする東京…