スポーツ

身体週間

久しぶりにカラオケ。 「なのにあなたは京都へゆくの」(チェリッシュ)、「京都慕情」(渚ゆう子)、「カーネーション」(椎名林檎)などを今回新しく歌う。 楽しかった。 それにしても皆さん、「職業まちがってるんじゃありませんか?」と笑ってしまうほど…

ホットヨガ再開

稀に見る激烈な五十肩(泣)の発症で休止せざるをえなかったホットヨガを、先月から4年ぶりに再開した。 体を動かすことは、仕事があってもなくてもできるだけ高い頻度のルーティーンにしていたいと思って。 フラは毎日でもやりたいけどスケジュール的に無理…

ついに結合、フィギュア×クレオール フィギュアスケートNHK杯男子フリー

今シーズン高橋大輔が演じるフリープログラム、「ブルース・フォー・クルーク」がこれまでで1,2を争うぐらい好きだ。 さっそくアイポッドに曲を入れて楽しみたいと思うも、検索しても出てこない。 どうやらSang Mêléというアルバムに入っているらしいが、…

「なでしこ」の新定義

やまとなでしこ[大和撫子] 山猿のように駆けまわり、爆発的に力を増幅させてゆく日本女性のたとえ というふうに、国語辞典はそろそろ新しい語義をつけ加えたほうがよい。 ・ 「最後まであきらめない」という表現が一様にされ讃えられていたけれど、あきらめ…

なでしこジャパン、ベスト4!

夜明けから密度の高いいいものを見て感動。 優勝候補、巨人、しかもホスト国のドイツを相手によくやった。 延長戦後半、ぎりぎりの体力でボールもほぼ相手にとられていた中での丸山桂里奈のゴール! 澤のパスを受け、右サイドぎりぎりからゴールポスト左奥へ…

女子サッカーワールドカップ

久しぶりになでしこジャパンを熱心に観る。 32歳、澤の軽やかなハットトリックでベスト8進出。 もっとも尊敬する日本人女性のひとりである。 女子サッカー界のオメーロス・澤穂希、チームを勇猛に率いて進んでくれ。 次は5日のイングランド戦だ。

フィギュアスケート:エリック・ボンパール杯

フローラン・アモディオ(フランス)のフリー演技に釘づけになる。 フィギュアにかぎらずライヴの演技というのは何であれ、たいがいは漫然と見ているのだけど、ごくたまに思わずひきこまれるということがある。 今年初めのオリンピックではまだ粗かったけど…

フィギュアスケートNHK杯

今シーズン初戦のNHK杯ショートプログラムは高橋大輔が78ポイントでトップ(ISUのサイトにはまだ詳細なスコアは出ていない)。 ラテンナンバー「ある恋の物語」「エル・マンボ」を組み合わせたプログラムは圧倒的に魅力的で、他の選手の演技とは別次元であっ…

サッカーW杯はじまる(今頃)

ひと息つけた昨日から今朝にかけ、ライブ放送と録画してあったものを合わせ、4試合ほど見た。 オランダ×ブラジル戦、スペイン×ポルトガル戦、アルゼンチン×メキシコ戦(古い!)、そしてガーナ×ウルグアイ戦。 最後の試合は朝、ニュースの結果を聞かないよ…

やはりドメネク

フランス代表チームがこんなにひどすぎるのはなぜかということをしばらく考えていた。 そんな時、つい自分に身近なものだから、「フランス人は」とか「カリブの人間は」とかと、個人的な体験や知識をもとにまとめてしまいそうになる。 ・ 選手ひとりずつの能…

レ・ブルー、風前のともしび

日本と違って、もう後がないサッカー・フランス代表チーム。 まるで元気はないが、カリブ代表チームみたいなものだから(という出身地主義もなんだけれど、せっかくご縁がある地域なので)応援するかと思っていたのに、フランスのメディアは今、アネルカ追放…

愛され顔の系譜

ジャン=ミシェル・バスキアと高橋大輔は顔つきが似ている。 いわゆる美形というわけではない。 なのに多くの人から愛されて、持って生まれた才能を伸ばすのに専念でき、そしてますます伸ばすことができる、そういう顔立ち。 ・ 4月からの授業(ハイチ大特集…

観戦史上最高レベル:女子フィギュア・フリー

トリノでもソルトレイクでも長野でも、ここまでハイレベルな試合は見たことがない。 キム・ヨナは頭抜けた演技を見せ、浅田真央はミスをして結果的にスコアには差がついたが、銅メダルのジョアニー・ロシェット、長洲未来、安藤美姫、ラウラ・レピスト、レイ…

全員腰パン:男子スノーボード・ハーフパイプ

クロス(今回もウェスコットのうま過ぎる試合運びに目を白黒させた)ともども、見逃せないハーフパイプ。 やはりショーン・ホワイトの技は圧倒的だ。 特に優勝を決めた後に演じた、世界初のダブルマックツイスト。 いったいもうどんな体勢になり、どういう軌…

カザフから来た少年

高橋大輔のショート・プログラムは期待通りのすばらしいものだったが、その直前出ていたデニス・テンという若い選手を不勉強にも知らず、大選手のグループに運悪く紛れ込んだアジア(妙に日本人顔をした)の弱小選手と見くびっていた。 何なのだ、ジュニア上…

名がはこぶ精髄、NHK杯他

三人同時に本を出した方々の姓名を見ていて、三人が三人ともまるで本の著者のような名をもっており、だから長じて本当に本の著者になったのだなと思った。 名が人を作る。 ・ そう思っていたら、女子大生の切られた首が見つかったとのニュース。 縁のある町―…

本気で心配な浅田真央

フィギュアスケート・ロシア大会で浅田真央が絶不調の5位。 ・ 演技前に見せていた眉間の皺、こめかみなど顔のツボを押さえる仕草に不穏なものを感じていたが、やはり今日のフリーの演技も力を出せないまま終わった。 どうも完全に追い詰められているようだ…

足立夢実

少し前から密かに注目しているシンクロの足立夢実。 先週、テレビと新聞に取り上げられたせいか、この名での検索が結構あった。 そのインタビュー記事(「小さな体を大きく見せる」7日付・朝日新聞)を読むと、まるでアフォーダンスの佐々木正人先生によるイ…

シンクロ・ジャパンオープン

ここ数年、日本のシンクロ水泳には特段の興味をひく何事もなかったが、ソリストとして出てきた新人、安達夢実の素材には輝きを感じる。 身長159センチという小柄にしてこのダイナミックさ、この表現力。 フリールーティンの「オーメン」には身の毛がよだって…

全日本フィギュア2008

昨日の全日本フィギュアには何も触れていないのに、「塩原恒夫」の検索で過去の記事へのアクセスが非常に多いので、一応今大会についてコメントしておこうと思う。 ・ まず、塩原アナなど個人的にはもうどうでもいい。 だいぶ自重しているようではあるが、こ…

備忘録:フィギュアスケートNHK杯

浅田真央が久しぶりに会心の演技で191,13。 特に最初のトリプルアクセルはこれまでの真央ちゃんでは見たことのない質のもの。 脚の筋力を鍛えてきた成果なのか、以前の成功時のするっとした軽いジャンプでなく、伊藤みどり的な力強さと高さと鋭さを兼ね備え…

それでも私は五輪を観る(4)

3メートル飛び板飛び込み男子決勝。 あまり人気がないので夜中に編集した録画でしかやってくれないが、飛び込み競技が大好きだ。 競技じたいも、あの独特な、目眩のするような空間も魅力的。 深い水に満ちていて、さまざまな高さ――恐ろしい高さ――に台があっ…

踏み切った瞬間、「入水ルート」が見えてくる

アフォーダンスの佐々木正人先生による飛び込み選手・寺内健へのインタビュー(『時速250kmのシャトルが見える―トップアスリート16人の身体論』)。 今日、男子板飛び込み決勝。 佐々木 先端の縁ぴったりがいい。 […] 寺内 「これは来た!」という感覚です。…

それでも私は五輪を観る(3)

自らがもつ世界記録更新(9,96)でのウサイン・ボルト100メートル優勝に続き、女子100メートルでもシェリー・アン・フレイザーが金、シンプソンとスチュワートが同着で銀とジャマイカ勢が陸上短距離を独占。 短距離といえば断トツに速いアメリカ人が必ず優勝…

それでも私は五輪を観る

ふらふらながら、備忘録として柔道総括。 100キロ超級、グアドループのテディ・リネールとの決勝戦(身長差24センチ:リネールは2メートル4センチ)を期待して、石井慧くんが勝ち上がってくれればいいと思っていたが、石井は残り、逆にずいぶん先に負けてし…

それでも私は五輪を観る(2)

女子サッカー日本チーム、初めての決勝トーナメント出場決定。 私が見たのはノルウェー戦と今日の中国戦。 ノルウェーは終盤特にあまりやる気がないかに見えたし、中国は強くなかった。 それでも山猿ジャパン、あ、失礼、なでしこジャパンのメンバーたちの勢…

聖火リレーに寄せて

長野で北京五輪に向けての聖火リレー。 政治問題絡みでここまで不穏なオリンピックは1980年のモスクワ大会以来ではないかと思うが、どうもコメントの歯切れが悪くなってしまうのは、自分が35年におよぶオリンピック・ウォッチャー(というかオタク)だから。…

貴乃花とモガリ

同じ星の人が、貴乃花の相撲協会役員入りを歓迎する旨書いていたが、私は違う意見だ。 貴乃花は確かに超一流の横綱で、私は人生において彼から学んだ大事なことがいくつかある。 彼を見ていると、「持続」ってことを考えてしまうな。 貴乃花の「持続」durer…

大相撲初場所千秋楽

一敗同士の青白対決を見る。 ふたりの力士の立ち合いの、何というこの緊張感。 こんなに真剣に見るのは何年ぶりだ。 右四つに組み、上手を取ったのは白鵬の方が先。 激しい引きつけ合いで、土俵の砂ががーっとめくれる。 吊られて一瞬宙に浮くもあわてること…

全日本フィギュア:いいかげんにしろ、塩原恒夫!

フィギュアスケート放映を楽しみにしている者として、放映枠がフジのときだけはその楽しみが半減してしまうことをいっておく。 塩原恒夫アナウンサーのモラルの低さ、競技への無理解・無神経ゆえ、またその背後にあるフジ・アナウンス部の意識の低さゆえであ…