2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

備忘録:フィギュアスケートNHK杯

浅田真央が久しぶりに会心の演技で191,13。 特に最初のトリプルアクセルはこれまでの真央ちゃんでは見たことのない質のもの。 脚の筋力を鍛えてきた成果なのか、以前の成功時のするっとした軽いジャンプでなく、伊藤みどり的な力強さと高さと鋭さを兼ね備え…

『日本語が亡びるとき』

今朝の朝日新聞で以下の記事を読む: 「日本語亡ぼさぬために/近代文学読み継ごう/水村美苗さん、新刊で訴え」 店頭で見かけたら買おうと思いつつまだ見かけておらず、したがって本を読んだわけではないまま記事を読んだ感想だけをいうのだが、なんとなく……

食人しすぎる人々:マクナイーマ・ショック

東京フィルメックス映画祭で、ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ(ジ・アンドラージ)監督の『マクナイーマ』(1969)を観る。 http://www.filmex.net/2008/special_pa.htm (12月6日土曜日18:00にも再度上映)。 ブラジル民衆のヒーロー(アンチ・ヒー…

ガリ勉宣言

外に対する仕事が一段落した。 これから最低年内は基本的にガリ勉一筋で行きたい。 やることはガリ勉と掃除。 授業などはまだあるが、あとは極力シンプルに。 知恵熱が出ませんように。 ・ インプレッセでnorahの好物・トカゲのイヤクリップを見つけ、つい買…

Eloge de Koizumi

小泉純一郎元首相が先月ぐらいに言ってたことを知り、ハッとする。 その内容は、麻生首相の支持率は今後どんどん下がっていくだろうから、当然10月に解散するのがいいと思っていたのにしないんだ、というもの。 やはり今の日本にこの人にかなう政治家はいな…

明日の神話

岡本太郎の『明日の神話』をついに見た。 こんなすごいものが通学路にドーンと飾ってあるなんて、なんと贅沢なことだろう。 個人的には右端にいる黄色と紫と青のモグラの化身のようなものに愛着を感じている。 ・ 同時代に作られた太陽の塔の話は前に書いた…

先週の想い出

初雪の日の盛岡を散策中、路上にて絣の着物を衝動買いした。 30秒、2000円。 丈夫な織りでいい色合い。 着物としてではなく、布として使いたい。 ・ 戻って以来、東京は暖かいのだ、いやむしろ暑いという先入観があるものだから、暖房をつけず、冷えた足をパ…

日本の移民研究

人気ブログ「フランス語の砂漠」でオルノ・ララの記事を取り上げていただいたので、ついでに。 ・ 1894年から1900年にかけてグアドループの甘蔗耕地への移民を募ったのは、日本吉佐移民合資会社。 主に山口県、広島県、和歌山県の人々が応募した。 この会社…

背脂エスパニョル

明るい満月の宵。 買い物の途中、炙り屋を通りかかり、つい呟く。 アブリヤ・カンタード、アブリヤス・カンタード、アブリヤ・カンタード、アブリヤモス・カンタード、アブリヤイス・カンタード、アブリヤン・カンタード。 (以上、「歌う」の過去未来完了)…

焼きりんご

一昨日微熱を出しながらふわふわと歩いていたら、店先の紅玉がどうにも買いたくなり、買う。 南部の梅が出る6月の初めとか、紅玉が出る今頃とかはちょうど学期のピークなので、最近はそれを買ってどうにかする余裕がなく季節が過ぎてしまうのだが、つい。 紅…

バラク・オバマ大統領

横になったり、作業をしたりしながら、横目でテレビを見続ける。 歴史的には画期的なことだと思う。 演説の内容もよかった。 ただ私はカリスマには距離を置く方なので、これまでも遠い感じで見てきた。 Change!だけでは何ともいえない。その後ろに具体的な…

グアドループの日本人移民

寒い、寒い大学書庫で調べ物をしていて、面白い記述を見つけた。 読んでいたのはOruno Lara, La Guadeloupeという古い本。 1921年、パリで出版されている。 ・ それによれば1894年12月19日、カリブ海のフランス植民地、グアドループのポワンタピートル港に神…

23年目のトレーナー

今年もあと2か月。 体がまた弱りつつあり、寒気などを感じるが、熱が出るなら今週前半までにしておいてほしい(と体にいってみる)。 血の巡りが悪いせいでとてもだるいことがあるけれど、そんなときはスクワットを30回ぐらいして調子をはかる。 血が行き渡…