料理

大根の力

年末以降、もっとも身近だった食材が大根なのだが、これは煮ものやサラダなどというレベルを超えて奥深い。 とにかく咳がひどいので、大根飴を作り続けていた。 生の大根を2センチ角ぐらいのサイコロ切りにして瓶いっぱいに詰め、上から蜂蜜を注ぐと、数時間…

酢漬けの夏

もうお盆というのに毎日仕事に追われてどうにかなりそうですが、そんなさなか、自家製ピクルスの黄金比が決定しました。 ・ 米酢と水各1カップ(200cc) 砂糖大さじ山盛り1杯 塩大さじこんもり1杯 これを小鍋に煮立てて冷ます。 ・ そこに好きなものを何…

梅酒ロックの日

昨日の夜、今年の梅酒を漬けた。 去年のものはこっくりといい味に仕上がったが食事時には甘すぎるので、今年のを減糖して食事用に。 和歌山産の青梅1キロ、ブランデー1,35リットルに氷砂糖300グラム。 毎年ブログに書いておくと、分量など備忘録になって…

仕事のランチ

最近、外での一日仕事は、手作りのお弁当で心身のストレスを乗り切っている。 昨日用意したのは、 出汁巻き卵 かぶの葉と油揚げとなめこのさっと煮 岸本葉子さんのレシピをアレンジしたかぶの甘酢(黒酢)漬け もやしのXO醤炒め かぼちゃのコンソメ煮 塩じ…

タルト・タタン3

3台目のタルト・タタン。 もはや歯磨きやメールチェックの合間にちゃちゃっと作れます。 チビッコ用なので、紅玉ではなく甘みの強いフジで。 生地に硬さをもたせるために、アーモンドパウダーを少なめにして小麦粉分量を増やしてみましたが、やっぱりアーモ…

タルト・タタン2

もう一回、タルト・タタンを作った。 昨日はレシピにある通りフジを使ったが、今日は紅玉で。 焼き菓子のりんごはやっぱり紅玉のほうが気分です。 でも酸味がきつかったらごめん。 明日の勉強会に持っていくよ。

Je suis pâtissière

天才じゃねーか、俺って思う瞬間、皆さんはありませんか? 私はあります!! こんな時(だけ)。 今年の冬はタルト・タタンと決めていた。 りんごはすでに貯蔵してある。 集中講義の合間にもっと焼くぞ。 ・ ポイント:カラメルは中火以上の火にかけること。…

梅酒ふたたび

2年前と同日の今日、梅酒を漬けた。 私は梅にかんしてはブランド志向だが、和歌山産の青梅はここ東京では毎年6月の一週目しか出ない。 それに加えてこの時期は例年もっとも忙しい。 ・ 今年はもう諦めるかと思ったけれど、週休ゼロからようやく抜けた今週、…

仕事の合間にテキトーに

授業プラスなんやかんやで週休ゼロ。 4月29日の休日を目標に走り続けていたのに、その日も授業があると知り、心底がっくりくる。 ・ 今日は自宅でなんちゃらの報告書を書きながら、集中力がなくなると台所に立ち、時間差でテキトー料理をいくつか作った。 ・…

里芋のグラタン

グラタン・ドーフィノワを里芋で作ってみた。 あまりの美味しさに自分は天才ではないかという気が急にしてくる。 グラタンって滅多に作らないのだが、冬になるとこういう熱々でほくほくしたものが食べたくなる。 前から里芋で作ってみたかった。 ベーコンと…

ミニマル冬ごはん

もう暗い4時半に、まだ暗い6時半。 私たちはかぎりなく昼の零度に近づいている。 折しも今日、déjàとencoreの違いをやったところ。 ・ 冬の料理は白菜とキャベツを常備しておけば、どうにかなると思う。 扱いの簡単な野菜って調理に便利だ。 それに煮込めば…

焼きりんご7つ

目がちかちかして潰れそうな毎日、書きたいことはいろいろあれど、長くかかりそうでなかなかブログに向かえない。 短く、簡潔に、さらっと書ける人が羨ましいが、話がだらだら長いのがnorahの特徴。 ・ 先週もまた焼きりんごを作った。 パソコンとか字の細か…

焼きりんご

一昨日微熱を出しながらふわふわと歩いていたら、店先の紅玉がどうにも買いたくなり、買う。 南部の梅が出る6月の初めとか、紅玉が出る今頃とかはちょうど学期のピークなので、最近はそれを買ってどうにかする余裕がなく季節が過ぎてしまうのだが、つい。 紅…

ポキ

新玉ねぎの季節だし、赤身のぶつ切りが安く出ていたので、久しぶりにアヒのポキを作る。 材料はマグロ、ごま油、わさび、しょうゆ、玉ねぎのみじん切り。 喉が痛いので唐辛子類はなし。 ウエストを気にして控えているのに、これがあるとビールが進む。 とこ…

手羽先、フォークナー、中上健次、ボードレール、山本一力

今週締め切りの「フォークナーとフランス語圏作家」のレポートが、書こうとしたことの半分ぐらいまできたところで要求字数を越えたので、安心して赤ワインでほろ酔い。 ギョーザがニュースを賑わしている昨今、買い置きの冷凍食品を一応チェックしたついでに…

突然の食欲:鶏のロースト、バターライス詰め

今年最後の鍼。 胃痛の治療として、背中に「灸頭鍼」というすごいものをやってもらう。 胃と連動して、とりわけ凝って反応があるという背中のポイント5箇所に鍼をうつ。 その頭にもぐさを載せて燃やすのである(といっても私には何も見えないので、そう聞い…

循環する夏ごはんAコース

核となるもの:豚しゃぶしゃぶ肉か三枚肉、麺つゆ(飽きがこないように無添加の希釈タイプのもの)、焼き味噌、焼き茄子、出汁トマト、そうめん、ミョウガ・シソ ・ 1.冷や汁 焼き味噌(4へ)にアジの干物をほぐし入れ、氷水でのばす。 焼き茄子をオーブン…

すいとん記念日

昨日の終戦記念日、すいとんを作り、チビたちや老人にふるまう。 うちは親が東京大空襲で家を失ってるので、8月15日といえば戦時中を偲んでこれが食卓にのぼった。 そして必ずオーラルヒストリー。 巣鴨の橋の上に行列してくじを引き、当たった人がすいと…

グルメ情報

グルメ情報とか、あまり書くつもりはないんですが。 よしもとばななさんが「さほど美味しくない居酒屋にはパワーをうばわれる」と書かれていたのを読んで、ちょうどツボに来たので。 自力で行ける価格帯の神楽坂のフレンチでは一番目か二番目に美味しいと思…

初ゴーヤちゃんぷるー

この前、小論文の添削をしてたら「アンシャン・レジューム」っていう記述があったので思い出したのだが、安倍晋三って「戦後レジュームからの脱却」、もしくは「戦後レジウムからの脱却」って発音してないか? まあこの人の「知性の欠如」は、そんなレベルの…

アフリカ文学、家事、新玉ねぎ

散歩がてら、フランス語で書かれたアフリカ文学についてのラウンド・テーブルを聞きに行く。 コンゴ生まれで去年ルノドー賞を獲ったアラン・マバンクーを目当てで行ったのに、急遽来日中止になっていた。 時代はネグリチュードではなくミグリチュードとの話…

ベーコンとマンゴーのカレー

「食彩浪漫」で村上龍が作っていたベーコンのカレーが美味しそうだったので、また作る。二度目。 前回は自分では作ってないんだけど、前回より全然美味しくできた。 ブロックのベーコンを2センチ角ぐらいのごろごろした感じに切ります。 それにカレー粉をま…

ここのところお正月かクリスマスにはローストチキンを焼いて、実家に持っていっている。例年セロリ、しいたけ、松の実などを角切りのパンと炒めて、オイスターソースで味つけし、お腹に詰めた中華風なのだが、今回は趣向を変えた中身を用意してみた。 にんに…