焼きりんご

一昨日微熱を出しながらふわふわと歩いていたら、店先の紅玉がどうにも買いたくなり、買う。
南部の梅が出る6月の初めとか、紅玉が出る今頃とかはちょうど学期のピークなので、最近はそれを買ってどうにかする余裕がなく季節が過ぎてしまうのだが、つい。
紅玉を使うお菓子はいかにも寒いさなかの温かさを連想して好きだ。
でもどれも手間がかかるので、一番シンプルな焼きりんごを速攻で作る。
芯を猛烈なスピードでくり抜いて、バターと茶色いざらめを詰めてアルミフォイルにどんどん包み、オーヴンに入れるだけ。
甘酸っぱくて美味しい。コーヒーにほんとに合う。
フォイルの底に残る、ペクチンが固まってできた桜色のゼリーがお楽しみ。

寒い地域に行くので、急遽ニットやコートを出す。
この週末、向こうは最高気温が9度、最低は1度だって。
本物の冬だな。
原稿チェックとハンドアウトはまだこれからだけど、チーズやポッキー…おやつはすでに準備した。