2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

バナナの冬越え

どこをどう調べても、バナナは気温15度から10度を切ったら室内に入れろと書いてあるので、しょうがないから重いのを斜めにして無理やり入れ、葉が大きすぎて外にはみ出しているのを無理やり折り曲げる感じで窓を閉める。 まず全部の葉っぱを雑巾で拭くのが大…

フィギュア・スケートNHK杯女子シングルSP

武田奈也は今まで見た中で一番よかった。 スケールが大きそうに見えるわりにいつも動きが粗い気がしていたが、今日の「タンゲーラ」はキレがよく、大柄なので動きが映えた。 特に難はないながら、安藤美姫はステップのシークエンスで音楽に乗れていなかった。

マルチニックで地震

AFP通信によれば29日、首都フォール・ド・フランス付近を震源にマグニチュード7,3の地震。 秋にも大きなハリケーンがあり、今年は自然災害に見舞われつづきのマルチニックだ。 怪我人のほか、イギリス人の死亡者も報告されたが、後に地震と無関係と修正…

冬じたく

気温が10度を切ったので、今年もまた植物たちを部屋の中へ。 この一年でまたひと回り育ってしまった彼らを入れてやるのは大変だ。 パパイヤは今、身長160センチぐらいだけれど、去年の写真を見ると140センチ台ぐらいに見える(トラックバック参照)…

社会の縮図

やはり今日のこの日、地元の駅に降り立つとテレビ局の報道車とパトカーがあちこちに。 本人の罪はもちろんのこと、夫の社会的身分を自分に投影して恥じない妻ほど不快なものはない。 だがそうした存在は、程度の差はあっても、どこにでも見られるものだ。 そ…

空から星が降ってくる(西ドイツ=オーストリア、1961)

主演がイナ・バウアーだからといって、昼間っからテレビでしょうもないB級映画をと思いつつ、いろいろ見どころがあるではないか。 興行師ものといえば、ブロードウェイを舞台にした30年代の娯楽大作『巨星ジークフェルド』があるけれど(確かプイグの小説に…

ナイアガラのにごりワイン

栃木の渡邊葡萄園から届いたできたてのにごりワインを飲む。 鼻腔いっぱいの葡萄の香り、微発砲で爽やかな、信じられないくらいの美味しさ! ここのナイアガラの白ワインが大好きで、前から贔屓にしているけれど、短い期間で終わってしまうにごりの時期には…

東京フィルメックス映画祭、ミケランジュ・ケイ『食べよ、これが我が体なり』(2006)

いろいろ象徴に満ちた作品だが(たぶん皆そこを語るのだろうが)、何より冒頭の空撮が圧巻。 あの長さ、そして適度なスピードで見せるハイチの俯瞰図はすばらしい。 鏡のようなカリブ海と波打ち際、赤茶けたトタン屋根のバラック群、残酷にえぐれて白い山肌…

ガス炊きご飯、パン、ポインセチア

友人から教わったとおり、ガスでご飯を炊いてみる。 研いだお米をザルに上げて浸水させた後、ふつうのお鍋(うちのはティファール)に二割り増しのお水を入れて蓋をし、数分間弱火でとろとろ(ぷつぷついってきた後3分ぐらい)、それから少し弱めた強火で10…

モーリス・ベジャール死去

22日、スイス・ローザンヌで振付家モーリス・ベジャールが亡くなる。80歳。 偉大だが、個人的には必ずしも入れ込んでいたコレオグラファーではなかった。 でももしかしたら、これまで見たバレエの中でもっとも多くを占めているのがベジャール作品ではないだ…

学問生活

ここのところの学問生活は、一喜一憂どころか一喜三憂ぐらいの感じだけれど、久しぶりに喜が回ってきて少しだけほっとする。 しかしひとつ関門を越えても、引き続き緊張にさらされる。 こんなこと、現役のまだ歳若い諸君たちがよくがんばってくぐり抜けてい…

『トロピック』の重み、ジャークチキン

胃が痛く、背中も妙に痛いので、これは何か来るぞ来るぞと身がまえる。 そういえば数日来、風邪っぴき数人と同席している。 義務の読書2冊を寝ころんでしようと思うが、この重さ、この巨大さ、非力な私にはとても無理。 ちなみに『トロピック』リプリント版…

『ロビンソン漂流記』

かねてからいっている通り、学生時代から今まで、私が最も評価している映画監督はルイス・ブニュエルなのだが、普段多くの作品に関して意見の一致を見る若者さえ「寝そうになった」といったので驚いた。 そうお? 私なんか、いろんな場面からずいぶん創作の…

フィギュア・スケートGPシリーズ、エリック・ボンパール杯

浅田真央、トータル得点179,80で優勝。 練習では跳べていたトリプルアクセルを本番で成功させることはかくも難しい。 伊藤みどりはこの年頃もっと跳べていたと思ってしまうけれど、真央は年齢が若いのに対して、周りの期待が高すぎるのがかわいそうでもある…

わが自由の幻想

売れっ子でも専任でもないのに、なぜこうテンテコマイなのだろう。 家で確認する時間がないからと思って、大学図書館にたまたまあったルイス・ブニュエルの『映画、わが自由の幻想』を久しぶりにめくっていたら、その場で思わず吹き出してしまう。 「わたし…

ハイチ移民監督、ミケランジュ・ケイ

間もなく開催される東京フィルメックス映画祭において、ニューヨーク生まれのハイチ系アメリカ人監督、ミケランジュ・ケイ(Michelange Quay)の『食べよ、これは我が体なり』(Eat, for this is my body, ハイチ/2007/105分)が上演される。 2004年、16分…

MoMAのマフラー、赤、ソル・フアナ

懐かしい気持ちで土佐堀川沿いをそぞろ歩いていたら、7年ぐらい前になくしたマフラーに出会って小さな驚き。 修論を出す直前は氷点下の土地にいたのだが、日々朦朧としていたため町なかでマフラーを三本も落とし、最後には巻くものがなくなった。 中でも惜し…

フィギュア・スケートGPシリーズ中国大会

今年のGPシリーズももう三戦目だが、胸のすくような演技というのをまだ見ていない。 その中では、トータルで180点台に乗せたキム・ヨナの今日の演技が一番よかった。 流れがあって、体のかたちがきれいという意味で。 パールスピンが十八番の14歳、キャロラ…

新宿区ヘレマコノン

粗っぽい態度を改め、少し神経質にピリピリするぐらいの緊張感で臨むべきなのだと思っていたら、本当にピリピリし過ぎてしまい、過呼吸気味になり、腕だけでなく胃まで痛くなってきた。 緊張と痛みをとってもらうため、週に二度も鍼灸に行くという贅沢をして…

小沢一郎民主党代表辞任

不思議な人だ。 頭がよく政策もあるのに、何か大きな欠落がある。 給油には反対しながら、ISAFに自衛隊を出すべきなどと言い出した頃から、またこの人こだわり過ぎてズレてきたなと思っていた。 自分の原則を絶対視しすぎなのだろう。 そのためには手続き無…

小沢一郎って…

「人間嫌い」は必ずしも政治家にありえない資質ではないだろう。 その意味するところが「人を人とも思わない」なのであれば(小泉純一郎や小池百合子)。 徒党ができると背きたくなる、自分と(完全には)同じでない人間が怖い、人の輪から逃走したいって、…

口笛の特訓、図書館地獄

あまりにピリピリ緊張気味でいたところ、テレビで口笛のうまい何とかさんが見事な演奏を披露していたので、私も試しに練習してみる。 なかなかイケる。 うまく吹くコツとして、舌を歯の裏で上げ、口の中の空間を狭くすれば高音が出しやすく、逆に下げれば低…