2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャンニ・アメリオ『家の鍵』

心身に障害をもって生まれた15歳の息子パオロ(アンドレア・ロッシ)と、その出生以来離れて暮していた30代の父親ジャンニ(キム・ロッシ・スチュワート)の出会い。 ベルリンの病院で治療を続けながら、互いを知ってゆく。 二人の関係に時に介入しなが…

宗教教育、床の間、ラシスム

近頃、びっくりするような内容が活字になっていることが多い。 たとえば教育基本法参院特別委22日の報告から(朝日新聞)。 「小泉顕雄氏(自民) 「美しい国」には宗教的な情操教育にも目を向けるべきだ。/ 首相 人間を超えた神秘なるものへの畏敬の念や精神…

今日は咳がおさまっていたので、実に四ヶ月ぶりのホットヨガ。 まだ体慣らしということで、いつものような長いクラスやパワー系のクラスでなく、70分のベーシックのクラスを試してみる。 からだもだいぶ硬くなっていたし、これくらいでちょうどよかった。 久…

冬の大家族主義

昨日の夕方、気温が9,9度になっていたので、植物たちを室内に入れる。 枯れていくようでいてひょろひょろ伸びる綿花と、勝手にプランターに生えてきた謎の植物は置き去りのまま。 アロエとか金のなる木とかの多肉植物は、ベランダに放置しといても、だいた…

粗悪なからだ(健康不安)

実家で介護をしたら、何かのウイルスが体内に入って発熱。 布団で寝たせいで腰が痛いのだろうと思い、半身浴を30分してから大学に行くも、どんどんだるさと関節痛が募ってくる。 なのにゼミは白熱して二時間半。 何度も退席しようと思うのに体が動かないとこ…

多和田葉子ウイーク

今週は多和田葉子ウイークだった。 二年半ぶりにお会いするが、ますます過激に童女のようで、文豪におさまる気配もない。 日本では大半を占める家族小説とは違うものを書きたいという話は印象的。 そう述べる多和田さんを終始称えるパネリストのパパたち(パ…

冬越え準備

ブーゲンビリアが朝日を受けてピンク・ルビーのよう。 昨夜は急に冷え込み、窓が結露するほどだったため、とりあえず入れられる小さい鉢を室内に入れる。 気温15度がひとつの目安だ。 至急室内用のマットを縫わなくてはいけない。バナナ、ゴム、パパイヤなど…

冬越え準備

吉野葛、ポインセチア

またも大学院関係のことで挫折。 研究そのものに関わることではないし、頭もぼーっとしてるので、今回はあまり動じない。 それにしても、もしも「運気」というものがあるなら、今の私はどん底にあるかも。 9月上旬にひいた風邪からついに回復しないまま、昨…

フィギュアスケートGPシリーズ・中国大会

久しぶりに中野友加里の演技を見る。 完璧ではなかったし、トリプルアクセルは見られなかったけれど、キレのいいジャンプは相変わらず。 ジャンプだけでなく、この人の高速ドーナツスピンはスルツカヤ顔負けだ。 シャープさが持ち味なのに、ゲイシャとかシン…

ジョアン・ジルベルト「JOAO GILBERTO for Japan」

週末のコンサートをCDで復習する。 息を詰めて一期一会のギターと歌に集中していたライブと違って、ただひたすらに音の快楽。 緊張感なく、安心しきって身を投げ出せるって幸せなこと。 アンコール最後の曲「イザウラ」をここではミウシャとデュエットしてい…

21世紀の鉄道旅行

600円も出して、流行りの酸素サプリ(カラダカン)を購入。 酸素を買うなんて、のび太も驚く21世紀の未来生活である。 はっきりいって酸素サプリは「別に〜」って感じだった。 グレープフルーツの香りもちょっとうるさい。 あと私の場合はかえって吸い過ぎて…

咳のツボ大地図

古い『クロワッサン』(2002年)の「体のツボの大地図帖」を見ていたら、突発性の咳、慢性の咳に効くツボがずいぶんあるではないか。 まず緊急時には孔最。 肘の曲がり目内側から指三本分手首寄りにある。 尺沢(肘の内側)も効く。 喉の息苦しさには天突。 …

ジョアンのせいで…

一昨日のジョアン・ジルベルト公演で友人のように音楽に身を投げ出せず、何となく理性的に聞いてしまったのは、胸苦しさを抱えながら聞いていたせいもあると思う。 まあ、後でCDをいろいろじっくり聞くとしよう。意外とそういう「復習」のほうが楽しいかも。…

口承伝統について

口承伝統とは何か? 「A・ハンペイト・バが言うように、「(彼/女は)たぶん長く沈黙したのちに、こう答えて、それ以上何も言わないだろう、『それは総体的な知なのです』と」。彼女はそう答えるかもしれないし、答えないかもしれない。というのも、ここで…

ジョアン・ジルベルト「The Bossa Nova 〜最後の奇跡〜」

開演予定時間は17:00、17:15頃にアナウンスがあり、「アーティストはまだ到着していません」とのこと、まただいぶ経ってアナウンス、「アーティストはまだホテルを出発していません」。 高齢(75歳)だから体調が悪いのかしら、などなどいろいろ憶測したが…

履修漏れ問題

控え室で顔を合わす中国語の先生に、教材で使ったという中国語のDVD「赤ちゃんパンダの成長日記 /子パンダ ニウニウ」を借りた。 だんだん白黒になり、豚みたいな鼻も黒くなってく芋虫みたいなニウニウ。 かわいすぎる。泣けてしまう。 全国高校の必修科目…

1970年代、関係の詩学

完全放置しておいたブーゲンビリアが枯れずに一鉢だけ生き残り、数年ぶりで咲く。 ほのかに色づいた小ぶりのガクが可憐。実は人任せで、たまーに世話がされてたようだ。 植物に私怨をぶつけるなんて、気管支拡張剤が検出されたといってディープインパクトに…