2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

カブト虫の登場

ふとケースを見たら、くぬぎフレークの表面に立派なカブト虫(雄)が2匹いる。 いきなりの登場だった。 すごく巨大でムシキングに出てくるようだ。 まだ世慣れないせいか、どっちもなんだか行動が不審。 たっぷり蜜をやったら、あっという間に空になる。 昆…

遺伝、夏至、ペコちゃん

一番嫌いな言葉は「遺伝」。 遺伝を評価の基準にする人に出会うと「自殺しろ」といわれているような気がする。 なまじ根拠がなくもない考えなので、よけい絶望的な気持ちになる。 今一番やりたいことは、冷たい水のなかでの背泳ぎ。 水着の上に服を着て授業…

鍼と灸と注射

鍼を打たれた後しばらく放置されている時間は、目を閉じているか、背中を照らしている遠赤外線の丸い光がスチールの壁に映って夕日のようなのをぼんやり眺めているのだが、そうして夕日を眺めている間、自分のすぐ横で寝ているぐらいの近さで豪快なイビキが…

講師控え室にて2

いろんな教科のたくさんの講師が出入りする「控え室」というのは興味深い空間だ。 私が最近もっとも多くの情報を得ているのもこの場所。 ヘブライ語の解説から韓国の情勢、果ては下着の買い方まで、実に豊かな知識を学べるのである。 逆にその場の顔ぶれによ…

山場の前半の前半

今年の山場は2月だったからもう終わったと思っていたが、やっぱり今が山場。 ここ3日ほどで新しい論文を一個書く。 そのために金曜に鍼に行ったのに、電流を流されたせいか腕がだるくてつらかった。 これで山場の前半の前半が終わって、今夜から前半の中盤だ…

鍼の幸福

二度目の鍼治療で至福のとき。 今日は右腕と背中に打ってもらうが、何かが内側から目覚めてくるような、積極的な気持ちよさで、とろけて眠りそうな感じとエネルギーが高まる感じが拮抗していた。 それでもいくつか曖昧な夢を見る。 頚椎と背中、両腕全体に鍼…

魔女研究者との立ち話、Wii痛

当代随一の魔女研究者に話を聞く。 それなりに資料を吟味した上でしている話を与太話みたいにいわれて頭に来てたので、ちっ、それならもっと権威に聞いて証明してやるぜ、と思っていたのだが。 あわよくば、それだけでなくもっと魅惑的な話も聞けるかと思っ…

講師控え室で

見飽きるほど見た『マルチニックの少年』を授業で上映し、さすがにもう飽きたなと思いながら学生と一緒に見ていたら、最後、混血の少年がベケの帳簿を盗んで逮捕され、手縄をかけられて連行される周りで、村の人々が楽しいような、寂しいようなビギンを歌っ…

ヴェルナー・ヘルツォーク『コブラ・ヴェルデ』(1987)

ブラジル最後の奴隷商人を扱った映画で、ブルース・チャトウィン原作。 奴隷貿易といっても、ブラジルは1888年まで奴隷制を敷いていてその末期の話だから大して大昔ではない。 ヘルツォーク=キンスキーのコンビなど20年ぶりぐらいに見た。 砂埃にまみれた山…

鍼灸体験

人生で初めて鍼灸を体験。 よく考えればわかるものの、もっと巨大で長大な鍼を刺されるものと荒唐無稽な想像をしていた。 あんな銀髪のような細いものだなんて。 右腕全体と頚椎のぐるりに打ってもらう。 メキシコやアメリカの南の方に、うっかり触ると細か…

豊洲の変遷、感心したこと

豊洲に行ってきた。 (本物の)学生の頃、時々訪れていた場所。 駅もなく殺伐とした倉庫街で、人が暮らすような場所ではなかった。 (でも暮らしている人もいた) 東京駅からバスが出ていて、湾岸をカーブしながら延々走ってたどり着くようなところ。 日本の…

申命記への疑問

必要があってモーセの言葉といわれる「申命記」をじっくり読んだけれど、つくづくひどい。 あなたを慕ってくる人がいたら、その人の耳をキリで戸に刺して奴隷にしていいとか、捕虜のなかに美女がいたら持って帰って妻にしていいとか、婚約した女が処女じゃな…

白鵬、土俵入り

白鵬が第69代横綱に。 明治神宮で不知火型の土俵入りを披露する。 不知火型を選ぶ横綱は短命だとよく言われる。 玉の海、双羽黒、旭富士、若乃花… 玉の海の現役中の急死、雨のなかの葬儀は、子供心にもショックだった。 天才肌で色気があるのが、私の不知火…

痺れと研究

何か霊が憑いているのではと思うくらい、毎晩のようにうなされる。 夢が二重構造になっていて、恐ろしくて寝られないような場所で寝かされているのである。 はっと起きると二の腕がものすごく痛くて、全部の腕と脚が重く痺れきっている。 もう今すぐ書かなき…