豊洲の変遷、感心したこと

豊洲に行ってきた。
(本物の)学生の頃、時々訪れていた場所。
駅もなく殺伐とした倉庫街で、人が暮らすような場所ではなかった。
(でも暮らしている人もいた)
東京駅からバスが出ていて、湾岸をカーブしながら延々走ってたどり着くようなところ。
日本の現代小説の舞台としてはありそうな感じ。
今は未来都市みたい。アメリカみたいなモールがある。
石川島播磨のだだっ広く低層の工場があったのを覚えているけど、巨大なインテリジェント・ビルに変化している。
一緒に行った人は、道路が広すぎてソウルみたいと言っていた。

最近聞いて感心したこと。
Muchembledというフランス近世が専門の歴史学者がいる。
「ミュッシャンブレ」と「ミュシャンブレッド」という二つの表記があってどっちが正しいのかな、でもたぶん前者でしょうと思っていたんだが、本人に会った人の話。
「ジュマペール・ミュシャンブレッド」といったのだそうだ。
これ以上確かなことはない。

人の動脈は讃岐うどんに形も色も質感もそっくりだそうだ。切り取った自分のものを見た人の話。

ミシェル・フーコーは韓国ではオッパー(兄貴)と呼ばれて慕われている。

マルチニックにベレというジャンルのダンス(音楽)があるけど、bel air(ベルエール、美しい調べ)が訛ったものだと知る(中村とうよう)。ベルエールといえばビギンの前身となる音楽という認識だったけど、ベレとベルエールは同じなの?

ここのところ注目を浴びることもなかったウツボカズラは三代目にしてようやく冬越しを成し遂げ、例の容れ物の新しいやつをいくつも作っている。
おやつの虫をたくさんゲットしてほしい。
ハイビスカスは次々咲きつつもアブラムシがひどい。
異端審問のヴァッサー・プローベ(水責め)にかけてやるんだが、奴らは邪悪なので清らかな水との折り合いが悪く、バケツに浸けると次々水面に浮かび上がってくる。