ベーコンとマンゴーのカレー

食彩浪漫」で村上龍が作っていたベーコンのカレーが美味しそうだったので、また作る。二度目。
前回は自分では作ってないんだけど、前回より全然美味しくできた。
ブロックのベーコンを2センチ角ぐらいのごろごろした感じに切ります。
それにカレー粉をまぶして(私はマルチニックのカレー粉・コロンボを使用)、火にかけてじっくり脂を出す。
その脂で玉ねぎを飴色に炒め、取り出してにんじん、じゃがいもも炒めたら、ベーコン・玉ねぎを鍋に戻し、水を加えて煮る。
市販のルーを加え、そこで薄くそぎ切りにしたマンゴーも入れ、ちょっと煮込んでできあがり。
ブロックのベーコンが持つ独特のスモークの香りが、意外にもカレーとなじんで美味しい。
今日の勝因はマンゴーが十分に熟れていたこと。
前回は若いのを使ったら酸味が強すぎたので、今回は食べ頃からさらに2,3日おいたものを使う。さらにバナナも少々。
まろやかな酸味には、それくらいがちょうどいい。
思いつきで材料を買うと、和牛のカレーを作るくらい高くつくので注意。
ブロックのベーコンを良心的な値段で売っている店を見つけておく。
村上龍は最高級のメキシコ・マンゴーを惜しみなく使っていたが、ちょっと高級すぎなので、肉厚・大ぶりのペリカン・マンゴーで代用。これで十分です。
スモークされた食べ物って好きだ。
最近では、秋田のいぶりがっこが気に入っている。
「がっこ」ってオコウコのことなのね。

昨日都心でとうとう初雪が降ったらしいけれど、まるで気づかなかったのが残念。
喉と頭が痛くなってきたのでこの辺で。