小沢一郎、代表選出馬へ

このところ確信を強めているのは、左翼インテリの人々は小沢一郎はOKなのだなということだ。
アメリカより中国のほうを向いていること、国連尊重、辺野古基地反対などが受け入れられるポイントだろう。
私はこの人を25年ぐらいは(時にひとりの人間として興味深く)見ているが、上記のポイントよりもこの権力志向、独裁者的資質、説明・説得なしの上意下達的態度、民主的を装いつつ暴力的に進める数の論理って問題ではないのか?
ほんの数年前の自由党時代までは小さな政府で徹底した自由主義民主党に移ってからは共同体主義的な主張、どっちの理念もそれなりに支持は集めるだろうが(90年代も2000年代もそれぞれその表向きの主張だけ聞いて小沢支持という人たちがいた)、いったいどっちが本当だというのだ?
口では理念を並べても結局やってきたのは田中角栄仕込みのどぶ板と金集め、そして狙いは権力掌握、それしか見えないではないか。
政権交代とその維持のためなら非民主主義的な独裁者もOKって発想、私は信じられない。
はっきりいってもう全然ついていけない。
こういう人はいっそ代表になって表舞台に立ち、隅々までさらされればよいのです。