植物

みどりのカーテン

7月10日 7月26日 はー、飛ばし続けて乗り切れるかなぁ、夏。 (気候的には全然OKだけど。 例年ならば、成年男子の好みに合わせてガンガン効いてる冷房が、今年はどこも緩くて体調崩さず、助かります)

植物クラブ

同じマンションの三人で立ち上げた植物クラブでひと月前初めて植えたサフィニアの株が花をつけた。 花屋さんにいわれたとおり、この数日でこぼれるほどどんどん花をつけてゆく。 一方、猫のひたい程度の地植えコーナーにはエニシダとマリーゴールドを植え、…

不自然な自然

動物を飼うということは、非常に不自然な自然なのです。不自然の極みにおいて、自然をもらっているのです。 ―― 高橋睦郎 マンションのベランダで植物をやるのもそうだと思う。 鉢植えを置いた家の中でカナブンやトンボが孵るのも。 でも不自然な自然だってい…

革命的衝羽根朝顔、咲く

夏中、蔓を伸ばし、緑の葉だけを茂らせていた革命的衝羽根朝顔(ペチュニア)が、ついに濃いピンクの花をつけているのを目撃する。 実は旅行から帰ってみると、その間7、8個の花が咲いてしぼんだ形跡があったのだ。 ・ 「大事にしているサボテンの花が咲きそ…

鈴虫、初収穫

突然、鈴虫を10匹ほどもらう。 たくさんの鈴を小刻みにゆするような羽音が心地いい。 間近な鈴虫の音、窓の向こうのセミの大合唱のただ中にいると、屋外にいるみたい。 しかしいつまで楽しんでいられるか。 うるさすぎて論文が書けないから、といってもらっ…

夏至の蛸、ペチュニア

雨雲におおわれて暗い一日だったけれど、しかも体調悪く夕方まで寝込んでいたけれど、今日は夏至。 一年でもっとも日が長いという幸せな日なので、関西風な祝い方ながら蛸のポキを作ってビールで祝う。 北欧では、白樺で作った塔のまわりでダンスをして祝う…

虎の尾の花

norahさんて、あんなのが書けるなんて、小学校のときとか作文がうまかったんでしょうねえ。 と、鍼の先生より鍼エッセイについての微妙な感想をいただく。 (別にうまかありませんでしたよ) 何かとても恥ずかしく、ひとしきりクネクネと照れまくる。 ・ 『ト…

メリークリスマス・フロム・ムツキ!

今年も赤くなれなかったダメなわたし(これでもポインセチアなの)… ・ 二日ほど熱で朦朧としていた間に、ジュリアン・グラックが亡くなっていた。 97歳。 『シルトの岸辺』、『アルゴールの城にて』、『半島』… ある時期、とても好きな小説家だった。 地勢…

バナナの冬越え

どこをどう調べても、バナナは気温15度から10度を切ったら室内に入れろと書いてあるので、しょうがないから重いのを斜めにして無理やり入れ、葉が大きすぎて外にはみ出しているのを無理やり折り曲げる感じで窓を閉める。 まず全部の葉っぱを雑巾で拭くのが大…

冬じたく

気温が10度を切ったので、今年もまた植物たちを部屋の中へ。 この一年でまたひと回り育ってしまった彼らを入れてやるのは大変だ。 パパイヤは今、身長160センチぐらいだけれど、去年の写真を見ると140センチ台ぐらいに見える(トラックバック参照)…

ゴーヤ30本

とっくにゴーヤなんか枯れていると思うだろうが、今日で30本目を収穫。 人様に差し上げられる立派なものは最初の10本ほどだったけど、近頃のちびゴーヤだってなんの、十分に美味しい。 (やはり小型プランターでは途中で土が痩せてしまうようで、あまり大き…

ちびバナナ誕生

ちびバナナ(3世)、1世の根元から生まれる。 一代目は4年ぐらい前、毘沙門天の前でごくごく小さいのを300円で買ったもの。 それが大きくなって一昨年ぐらい根元からちびバナナ2世が生まれて、株分けしたら巨大化して、私の身長をとっくに超えてる。 …

花蓮――歴史と夢

大学図書館まで歩くつもりが、炎天下とどっさり背負った本の重さで途中挫折。 帰りは突然の雨で挫折。 南北線も使いつつ、それでも合計7000歩。 大学キャンパス内で蓮花展をやっていた。 蓮も睡蓮も好きだけれど、特に蓮が好き。 花びらが透きとおるようなと…

ローズマリー、シュヴリエ教授講演

早稲田の古書街の中ほど、ローズマリーらしきものが激しく群生しているビルがある。 前から気になっていたけど、ちぎってみたらやっぱりローズマリー。 茎を3本ほど失敬する。 こっそりささっと済まそうと思うも頑丈でちぎりにくく、それにこんな松脂みたい…

巨大なベンジャミン、沢尻エリカ

そういえば昨日、何ヶ月かぶりで午前6時台の朝日を浴びる。 この4月は19日間も雨が降ったそうだけれど、ほんとに薄暗くて寒い朝ばかりだった。 気持ちよく晴れた一日。 朧の坂のところで、久しぶりに星も見た。 夕方、ベランダ越しに隣のマダム(60代ぐらい…

今シーズンの苗

ゴーヤ、苺、プチトマトの苗を買う。 先日買ったブルーベリーは鈴蘭みたいな花が半分以上落ち、新しい葉っぱが伸びてきた。 果実を期待するには悪い状況のような気がする。 しばらく前からネットなどでタピオカの苗を探しているけど見つからない。 誰か見つ…

漢方、ブルーベリー

何年かぶりでばったり漢方の先生に会ったら、働きに来てくれないかといわれた。 さすがにそんな時間はなくて無理。 以前の住宅地にあった地味な店から表通りに進出したとたん、やたら繁盛してそうな先生。 ついに雑誌でメジャー・デビューもして、びっくりし…

ゴムの木のビル

昨日は書きものをしながら空を見ていたら、黒い雲がすごい勢いで広がっていくので早く買い物に出なきゃまずいと焦りつつ、目を奪われてずるずると窓辺に張りついてしまう。 ようやく外に出たら強風だけで「よかったまだ降ってない」と思ったけれど、風のなか…

俺のミル・プラトー

お気に入りのセロームの気根が伸びすぎて家族からクレームを言われ、しぶしぶ(一部)切ることに。 埃は溜まるし、伸びたての生きている部分が床に触れると床材が痛んでしまうのだから致し方ない。 百のプラトーぐらいになってしまった。 ビンロウジュの種を…

同じ星の人、アボカドの贈り物

待っていたエレヴェーターの扉ががーっと開いたら、中からあの批評家が。 「私たち、同じ星の下に生まれたってことなんですね」と後姿に向かって心の声を呟く。 この批評家とまったく同じ日に誕生したという秘密を後輩に打ち明けたら、「ああ、そういえば性…

冬越え準備

ブーゲンビリアが朝日を受けてピンク・ルビーのよう。 昨夜は急に冷え込み、窓が結露するほどだったため、とりあえず入れられる小さい鉢を室内に入れる。 気温15度がひとつの目安だ。 至急室内用のマットを縫わなくてはいけない。バナナ、ゴム、パパイヤなど…

大学校舎からの道を聞いてきた人に教えてあげながら一緒に歩いて話してたら、ネット上だけで知り合いの人だった。へー、そんなことってあるんだ。 授業準備のため、ル・クレジオの短編「モンド」を読んだらすごくいい。実は映画しか見たことがなかったのだ。…

ゴーヤ収穫

夏バテ。数行書いてはネット(インターネット)をチェックの駄目な一日。 今年最初のゴーヤを収穫する。市販のものと比べると半分ほどだが、去年より大きい。苦味が強かったので、ごま油で炒めて塩をパラパラ、しょうゆをぽっちり垂らして鰹節をまぶして食べ…

去年同様、じんましんと湿疹が広がり、何となく不快。賞味期限の短い、美味しい生酒を買い込むとこうなる(蕁クス)。 梅酒に続き、辰巳芳子のレシピでピクルスを浸けた(赤と黄のパプリカ、胡瓜、セロリ)。辰巳芳子のレシピは妙に科学的で、読むのは楽しい…

幻のライヴ

長らく続いた煩雑な仕事を終え、近所の神社境内にあるカフェでビールを飲んでいると、小さな声で歌が聞こえる。覗き込んだら、テラス席でジョアン・ジルベルトの弾き語りをしている女性がいる。たまたまお客さんとして店に来ていた山本のりこさんというプロ…

栃木県の塩原自然研究路を歩いた。木道の両脇はミズバショウの群生地(4月中旬から下旬)。ミズナラ、ハルニレ、羊歯、葦などの原生林が続き、その先には静かな沼がある(大沼)。淡い色の寝癖がついたような葦に縁どられ、水は透き通り、無数のオタマジャク…

絵門ゆう子がついに死去。友人のことが気になってあわてて電話したら、忙しそうにしていた。 まだまだ気温が低いのに、タイミングを間違ってパパイヤを外に出してしまったため葉っぱがボロボロだ。持ち直してくれるだろうか。だがいつか早稲田125カフェで何…

ポプリ

先週は、ずいぶんポプリを作った。中身は去年マルティニックの地域物産展で買った虫除け用のハーブ。ゼラニュウムとパチュリ、ゲリ・トゥの葉のミックスとある。ゲリ・トゥを訳すと「何でも治すもの」という感じ。ゲリールという動詞は「治癒する」という意…

カカオポリフェノール流行りのせいか、スーパーのチョコ売り場に行くと「70パーセント」とか「90パーセント」とか、カカオの含有率が表示されるようになっている。安売りだったので、コートドールの86パーセントのを買った。一枚100グラムで650キロカロリー…

久しぶりに大学に行くと、梅が満開だった。オーソドックスな白梅の他、ピンクの糸くずみたいな、儚げな枝垂れタイプもあり、景色が和らいでいる。 桜の季節にはわくわくするほうだけど、所詮即興タイプではないし、梅のほうが合っているのかも。 花粉が飛ん…