スポーツ

フィギュアスケート・グランプリファイナル

風邪の人のそばにいたり、乾燥した劇場にいたり、その後雨に濡れたりしたので当然だけど、風邪のひきかけで頭がぼんやり。 一昨日のふたご座流星群はあきらめる。 喉が痛いので、大根と黒ぶなの蜂蜜で今年初の大根飴をつくる。 そんな状態のまま、サッカーを…

柔道ワールドグランプリ2007

しばらく見ない間に世代交代した感がある。 男子100キロ級の小林大輔、女子52キロ級の中村美里、切れ味よくすばらしい。 前回の国際大会で井上康生を破り優勝した100キロ超級の新星、フランスのテディ・リネール(Teddy Riner)の試合を楽しみにしていたのに…

フィギュア・スケートNHK杯男子フリー

高橋大輔が234,22という高得点で優勝。 4回転トウループに失敗しながら、技術点81,33はすごい。 今日のフリーは高橋とチェコのトマシュ・ヴェルネルという、ともに好きな演技タイプの選手による優勝争いだったので、満足度が高かった。 3位の新鋭、アメリカ…

フィギュア・スケートNHK杯女子シングルSP

武田奈也は今まで見た中で一番よかった。 スケールが大きそうに見えるわりにいつも動きが粗い気がしていたが、今日の「タンゲーラ」はキレがよく、大柄なので動きが映えた。 特に難はないながら、安藤美姫はステップのシークエンスで音楽に乗れていなかった。

フィギュア・スケートGPシリーズ、エリック・ボンパール杯

浅田真央、トータル得点179,80で優勝。 練習では跳べていたトリプルアクセルを本番で成功させることはかくも難しい。 伊藤みどりはこの年頃もっと跳べていたと思ってしまうけれど、真央は年齢が若いのに対して、周りの期待が高すぎるのがかわいそうでもある…

フィギュア・スケートGPシリーズ中国大会

今年のGPシリーズももう三戦目だが、胸のすくような演技というのをまだ見ていない。 その中では、トータルで180点台に乗せたキム・ヨナの今日の演技が一番よかった。 流れがあって、体のかたちがきれいという意味で。 パールスピンが十八番の14歳、キャロラ…

浜口京子よ!

アテネの時も今回もつくづく不運な選手だが、この勝負弱さ、オーラのなさと父親の存在は絶対に関係がある。 浜口京子よ、父親から心を離し、独りであることを知れ! この父と娘の共依存は、見ていてとてもいやな気分になる。 ジャンルは違うが、金原父娘にも…

2007世界体操

水鳥寿思(何てロマンチックな名前なんだ)、個人総合で銅メダル。 オリンピック以来フォローしていなかったけれど、水鳥の演技は名前に似合って華奢で美しい。 冨田はいつもの安定感がなく、顔色も悪く、今日はどうしたんだろう。 地味だけどすごい種目だと…

アジアカップ:日本対オーストラリア

久しぶりにサッカーを観る余裕。 すごいな、高原直泰! 後ろ向きでも、ボールがどこにあっても、あの場でシュートをすることに決まっていたみたいな強引なシュート。 何だかダンスの振りつけみたいだった。 オーストラリア代表というのは、でかくて粗雑で、…

白鵬、土俵入り

白鵬が第69代横綱に。 明治神宮で不知火型の土俵入りを披露する。 不知火型を選ぶ横綱は短命だとよく言われる。 玉の海、双羽黒、旭富士、若乃花… 玉の海の現役中の急死、雨のなかの葬儀は、子供心にもショックだった。 天才肌で色気があるのが、私の不知火…

世界フィギュア女子・ショート、笙野頼子

仕事の打ち上げでワインを飲みすぎた後の深夜に女子SPの録画を見るが、せいいっぱい集中しているつもりなのに目の焦点が合わせられず、氷上の中野友加里がどうやっても二人に見えた。 結局今日また主要選手の演技を見直して、フリーに備える。 ・ ワインの席…

世界フィギュア女子フリー、シンクロ・チームフリー

中村俊輔のアシストで巻のヘディング、続いて高原振り返ってのボレーシュートを見てから、フィギュア、続いてシンクロ、ああ忙しい(中村憲豪と俊輔ってほんとに他人なの?)。 浅田真央、安藤美姫ともいい演技だったし、順当な結果だった。 安藤はショート…

世界フィギュア男子ショート、世界水泳シンクロ・ソロ・フリー

マリア・カラスを演じたヴィルジニー・ドデュー(デデュー)がカムバック後の優勝。 私はイシェンコの演技には感じるところがないのだが、スペインのエマ・メングアルのしなやかさと熱さはとても好きだ。 そうはいってもイシェンコやメングアルとドデューは…

シンクロ雑感

今日からのシンポジウムの裏方(現実の生活)と世界水泳のシンクロと世界フィギュア(テレビの世界)が完全に重なってしまい、心が千々に乱れている。 スケジュール表を作ってみたけど、うちはW録もできないし、体調は悪いし、プライベートの厄介事もあるし。…

シンクロ雑感2

鈴木・原田組が3位に終わった要因に、直前にあったチーム予選・スペインのあまりの好演というのが言われていた。 ちらっと映像で映ったけれど、「アフリカ」がテーマになっていて「ダリ」に次ぐ独創的なもののよう。 これは明日が楽しみ。 メングアル率いる…

全日本フィギュア

今年最後のホットヨガ。 久しぶりのロングレッスン(90分)に行ったら、プログラム見直しでぐんとパワーヨガっぽくなっていた。 筋肉の使い方などていねいな指示(と、その分長いキープ)があり、いつにもまして「効いたー」という実感。 足裏は親指の腹で支…

全日本フィギュア(女子フリー)

昨日の高橋同様、今日の浅田真央はすばらしかった(211.76)。 ジャンプももちろん、真央ちゃんはもともとの体形がほんとに伸びやかできれい。 だからすっと脚を上げるだけのスパイラルなども、見ていてほうっとため息をついてしまう。 ちょうど『眠れる森の…

フィギュア・グランプリ・ファイナル(フリー)

日本勢は全員、ノロウイルスかインフルエンザにやられてしまったのではないか。 失敗というよりは、誰も力を出せなかったという感じ。 特に吐き気を押して演技した高橋大輔は痛々しかった。 そんな中、よくも4回転トーループとトリプルアクセルを着氷させた…

フィギュア・グランプリ・ファイナル

首位の浅田真央を安藤美姫が約2ポイント差で追う。 男子はジュベールがトップ、高橋が追う。 ミキティと高橋のストレートライン・ステップが似ていると思っていたが、よく考えたら(考えなくても)二人は同じモロゾフコーチの指導を受けているのだ。 ニコライ…

NHK杯男子

今回男子はまともに見ていなかったけれど、高橋大輔が格段によくなっていた。 この人、もともとダンス感覚のステップさばきはすばらしい。 さらに堂々たる4回転をはじめ、ジャンプにも確実さと凄みが出て、トリノの時の二線級ではなく、まさに世界のトップ…

NHK杯

浅田真央ちゃん優勝。 総合で自己ベストの199、52ポイント、フリープログラムとしては133、02ポイントの高得点。今シーズン初めてのトリプルアクセルも何とか成功させる(ややバランス崩したけれど)。 去年やっていたトリプルアクセルとトーループのコンビ…

フィギュアスケートGPシリーズ・中国大会

久しぶりに中野友加里の演技を見る。 完璧ではなかったし、トリプルアクセルは見られなかったけれど、キレのいいジャンプは相変わらず。 ジャンプだけでなく、この人の高速ドーナツスピンはスルツカヤ顔負けだ。 シャープさが持ち味なのに、ゲイシャとかシン…

ジダン、マテラッツィ両者の処分がFIFAにより決定される。私の周りは移民のことやマグレブのことに詳しい人が多いので、あれ以来この件についてはいろいろ聞いた。 その中でおかしかったのは、アルジェリア人というのは喧嘩をするとき頭突きをするものだ、と…

どんよりと湿気が高く、緊急の作業がまるで進まない一日。頭の中はジダンのことでいっぱい。イスラム圏アフリカのことを読んでるのでなおさら。ついこの前まで中田のことばかり考えてたのに、どこかへ行ってしまった。 中田については、敬意と反感が交互に押…

呆然としたまま朝を迎える。ジダンに何があったのか。一つ言えるのは、私は前からマテラッツィをいやな奴そうだと思っていたこと。 中田が自ら伝説と化し、現実の問題もマイナス・イメージも全部周りにパスしたのとはあまりに対照的な終わり方だ。 でもたぶ…

去年同様、じんましんと湿疹が広がり、何となく不快。賞味期限の短い、美味しい生酒を買い込むとこうなる(蕁クス)。 梅酒に続き、辰巳芳子のレシピでピクルスを浸けた(赤と黄のパプリカ、胡瓜、セロリ)。辰巳芳子のレシピは妙に科学的で、読むのは楽しい…

中田英寿引退。公式HPはつながらなかったが、毎日のネットニュースに日記が全文?引用されていて読むことができた。 実はここのところ、中田のことばかり考えていたのでショックだ。とても共感する部分と評価していいのか迷う部分のある選手だった。最近はジ…

幻のライヴ

長らく続いた煩雑な仕事を終え、近所の神社境内にあるカフェでビールを飲んでいると、小さな声で歌が聞こえる。覗き込んだら、テラス席でジョアン・ジルベルトの弾き語りをしている女性がいる。たまたまお客さんとして店に来ていた山本のりこさんというプロ…

いよいよG組も始まった。トーゴを応援するつもりだったけど、韓国のおなじみの選手たちによる小気味よい連携につい肩入れしてしまう。昨日の熱帯でやってたような重い試合と、ほんとに同じ国でやってるのだろうか。 シセが骨折してしまったフランスはだいじ…

5限の途中に大音響で雷が鳴り出し、セゼールによる朗読(録音)がかき消された。校舎を出たら豪雨。控室も閉まっちゃうし、さっさと駅まで行こうと歩き出したら、一歩ごとに激しさを増し、バケツを逆さまにしたような降りになった。あまりのひどさに時々呆然…