世界フィギュア女子・ショート、笙野頼子

仕事の打ち上げでワインを飲みすぎた後の深夜に女子SPの録画を見るが、せいいっぱい集中しているつもりなのに目の焦点が合わせられず、氷上の中野友加里がどうやっても二人に見えた。
結局今日また主要選手の演技を見直して、フリーに備える。

ワインの席で笙野頼子の話が出ていたので、私は自分は安逸な立場にいながら笙野の文学を称える人を見ると、そうした態度が正しくないとわかっていても、論理的に整合性がなくても、どうしても暗い怒りを感じてしまうのを抑えられないと告白したら真剣に聞いてくれた人がいたけど、さっき本屋で何気なく雑誌を立ち読みしたら、ががーん、その人が笙野頼子と座談会をやっていた。
ほんとのことだからしょうがないが、やはり青ざめる。
同じ話の流れで昼間のパネルでは、仕事をやめて院に入った同世代の女性の発表が身につまされた。
ブルスや学振の年齢制限、女性研究者の振興といっても理系優先などなど、個人の研究環境にまつわる具体的な話。
そういえば、子育て中の研究者専用の学振とかいうのもできるとかできたとか聞いたな。
それは年齢制限ないのかもしれないけど、こちらには関係ない。
ただ私はもともと会社勤めをしていた人間なので、奨学金をもらえるのが当然、奨学金での自立という考えもいまいち馴染まないのだ、実は。