NHK杯

浅田真央ちゃん優勝。
総合で自己ベストの199、52ポイント、フリープログラムとしては133、02ポイントの高得点。今シーズン初めてのトリプルアクセルも何とか成功させる(ややバランス崩したけれど)。
去年やっていたトリプルアクセルトーループのコンビネーションに代え、今年はステップを入れてからのアクセルとなっている。
本来かなりの助走が必要なはずのトリプルアクセル直前にステップを入れるというのは、難度としてどうなのだろう。
前に中京大学の先生が、伊藤みどりトリプルアクセル安藤美姫の4回転を比較分析していたことがある。
教授によれば、みどりは助走スピードが速い(毎秒6、7m)走り幅跳び形、安藤は比較的ゆっくり(毎秒3,7m)の走り高跳び形。
シロウト考えだけど、みどりちゃんの獣みたいに走りこみ宙を舞うジャンプをしているようには見えないから(あれは他の誰にもできない)、真央も高跳び形だろう。
だからゆっくりステップをしていても、いきなり跳べるということなのか。
もうひとりのジャンパー、中野友加里は序盤でチャレンジするはずのアクセルを失敗。
去年以来、あのキレのある大技を見ていない。