フィギュア・グランプリ・ファイナル

首位の浅田真央安藤美姫が約2ポイント差で追う。
男子はジュベールがトップ、高橋が追う。
ミキティと高橋のストレートライン・ステップが似ていると思っていたが、よく考えたら(考えなくても)二人は同じモロゾフコーチの指導を受けているのだ。
ニコライ・モロゾフ長野五輪アイスダンス選手。
友人の意見では、アイスダンス出身であるこの人の指導により、二人とも基本のスケーティングがものすごく滑らかになった。
向上したスケーティングの流れの中で、ジャンプやスピンも確実性を増したのだという。
なるほどと同意する。
やはり大好きな織田信成くんは調子が出ず、残念だった。
高橋と信成、全然持ち味が違うところがいい。信成くんのスケーティングは本当に優雅。
信長DNAって、全然意味わかんないけど(信長がスケートをしたら、もっと荒っぽいと思う)。
ジュベールと高橋はわりとタイプが似ている。
伊藤みどりは解説がだいぶうまくなり、技術的なこともいってくれるようになった。
その伊藤みどりによると、「東欧の伊藤みどり」といわれるユリア・シェベスチェンは、ジャンプしてから回転を始めるというところが抜きん出た高度な技だそうだが、私が見るときはいつも失敗していて、一度もすごいと思ったことがない。
佐野稔さんは相変わらず「フリップ」を「フィリップ」と間違っていうのを直してほしい。