改正教育基本法成立。

法案の徹底審議を求める署名にも参加したが(18,000名が署名)、大きな流れに変化はなかった。
新たな基本法により、むしろ大きな流れの側にいる人々がとばっちりを受ける。
こうしてぐんぐん管理的な格差社会が進む中、自分はそのどこら辺に位置しているのか自覚しろ。
学歴と学力・知力とは意味が違うのであり、頭を使えないと損することを理解しろ。
私は具体的な顔をいくつか思い浮かべていってるのだ。ああ、脱力。
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まずい感じに頭が重くて、マルセル・モースの論文「nation」がちっともまとめられない。
未整理の遺稿で読みにくいせいもあるけれど、こちらの情報処理力が低いせいでもある。
抽象的な内容をサクサクッとまとめるのはほんとに苦手。
普通には「国家」とも「国民」とも訳されるnationの概念。これがどういうふうに生まれでて形を持ったか知ることは、今時非常に大事なことではあるけれど。
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昨夜は東欧のユダヤ人音楽についてレクチャーを拝聴。
シェリー酒をいただきながら映像や音楽を楽しむ感じで、ゼミ疲れ後のまったりしたひとときとなる。
その席、初対面のワセダの助教授とお話していたら、何と高校の部活の後輩だった!
ぎりぎり重なってないけど、私の後輩たちが彼女の先輩で、懐かしい名前とか共通のエピソードとかが飛び交う。
それにしても、向こうはこちらをずっと年下と思っていたし、私も偉い先生として接していた。
はー、つくづく権力とはほど遠い人生であることよ、いつまでも、永遠に…。