フィギュア・スケートGPシリーズ中国大会

今年のGPシリーズももう三戦目だが、胸のすくような演技というのをまだ見ていない。
その中では、トータルで180点台に乗せたキム・ヨナの今日の演技が一番よかった。
流れがあって、体のかたちがきれいという意味で。
パールスピンが十八番の14歳、キャロライン・ジャンは、ちっちゃくて身軽にぴょんぴょんしてるところがタラ・リピンスキーを思い出す。
来週はフランス大会での浅田真央キミー・マイズナー対決に期待したい。

それにしても、女子フィギュア界に伊藤みどりを超える天才は出てこない。
よく知らないで容姿がどうのといってる人はみどりちゃんの実力を確認してほしい。
トリプル・ルッツ、トリプル・アクセル、トリプル・フリップのこの高さ、このスピード!

http://jp.youtube.com/watch?v=_5NPk3C5HY8

解説によれば、フライング・シットスピンなど、88年カルガリー五輪の時点ではみどりちゃんしかできてなかったんだな。
この盛り上がってる解説はドロシー・ハミルさんの声かな?
アメリカ人のフィギュア解説者は、スコット・ハミルトンさんもペギー・フレミングさんもだいたいみどりちゃん贔屓のジャンプ主義者で、私と気が合う。
アメリカはずっと叙情系のスケートが主流な国なのに不思議だ。