2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アブラ・ココブラ

「Pua rata uraura」をなんとか踊れるようになり、12回の1クールが終わる。 アパリマはウクレレの軽快な曲に合わせ、腰で取るリズムを基本に手で表現をするダンス。 apaは「演じる」ことを、rimaは「手」を意味する。 バレエのマイムと同じといえばそうだ…

注意一秒、ケガ…67、500円

猫2匹と人ひとりの自転車3人乗りを見かけた。 籠に入れてるとかではなく、サドルに座るお兄さんの前に猫2匹が重なり合って立っていて、後ろの猫は前の猫の背中につかまり、前の猫とお兄さんがハンドルにつかまっているのである。 いいものを見た、ルンルン………

煙を出すパソコン、スローロリス

いやな話や痛ましい事件ばかりを耳にする昨今、楽しい気分になったのは、流山でスローロリスが見つかったニュースだ。 スローロリスは東南アジアに生息する体長20センチ台のちっちゃい猿。 なんで猿なのにリスなのかと思ったが、「その名の通り動きがスロー…

夏至の蛸、ペチュニア

雨雲におおわれて暗い一日だったけれど、しかも体調悪く夕方まで寝込んでいたけれど、今日は夏至。 一年でもっとも日が長いという幸せな日なので、関西風な祝い方ながら蛸のポキを作ってビールで祝う。 北欧では、白樺で作った塔のまわりでダンスをして祝う…

グリーンピース・メンバー逮捕

調査捕鯨船が捕った鯨肉をグリーンピースのメンバーが運送会社から持ち出し、逮捕された事件。 逮捕した側された側、双方が先鋭化していることを不穏に感じる。 どちらの側も一方的に自分の正義を信じた上で、ルールや対話を飛び越え、力(暴力)の行使に及ん…

相づちの主、佐藤錦

地下にある図書館を出て上階に向おうとすると、上から話し声が聞こえる。 ゆっくりした女性の話し声と、「えっえっえっえっえっ」という急くような声。 一方の話にもう一方が相づちを打っているらしいけれど、相づちのスピードが早すぎて相手の話を先回って…

『いま、ここにある風景』(2006、カナダ)

写真家エドワード・バーティンスキーによる中国各地の撮影に寄り添い、構成されたドキュメンタリーの試写を見る。 ここにあるのは風光明媚な水墨画の世界ではなく、工業化により根本的に姿を変えたグロテスクな風景:Manufactured Landscapes(原題)だ。 居…

ラムフェスタ2008

こういう催しが例年あるとは知らなかったが、バー経営者の方から招待券をいただいたので顔を出してみた。 何しろラムといってもマルチニック、グアドループのラムが中心というレアな試飲会で、アクラ(タラの揚げ物)やティ・ポンシュ(ライムと砂糖を加えた…

宮城・岩手内陸地震

東北への憧れが募っている折り、本来ならこの土日で訪れるはずだった。 つねに問題含みのnorah家では、近頃おちおち全員で旅するような機会はない。 問題人がつかの間落ち着いているし、6月のこの週末にでもという予定だったが、フットワークの重い人々のこ…

図書館篭もり(初日)、高橋悠治

軽量のノートパソコンも装備できたし、前からの決意通り、金曜日は近いほうのキャンパスの図書館に篭もって少しずつでも論文を進めることに。 初日の今日、あまりにはかどったので大満足する。 飲食物持込禁止の図書館に陣取り、デスク周りにはパソコンと資…

追悼イヴ・サンローラン

先日、イヴ・サンローランが71歳で亡くなったが、フランス語授業の素材としてさまざまに登場していただける方であった。 誰もが知るその(カタカナでの)発音と実際の綴りから、「フランス語の多くは語尾の子音を読まない」の例として最適である。 その生い…

死者を悼むということ、石原コメント

秋葉原通り魔事件の報道にかぎらず、殺人事件の被害者たちというのは、生前いかに美質をもっていたかをくり返し報じられるものである。 「音楽業界で活躍する夢をもっていた」「腰に薬を貼ってくれる優しい子だった」「子煩悩な父親だった」。 トラックで突…

今年の梅酒

2年ぶりに梅酒を漬ける。 一番いい和歌山の梅は例年6月上旬しか出回らず、その時期はいつも忙しいため逃していたのが、今回運よく時間ができた。 別に誰でも簡単に作れるんだけど、広口瓶を消毒したり、梅の実を洗って乾かし、へたをきれいに取り除き、エキ…

媚薬とフレンチネイル

「恋愛など忘れ去った女」というキャラづくりの上で文学の話をしてきたが、後で招待してくださった方から「恋愛を忘れた者同士で何か(プロジェクトとか仕事を)やりたいですね」とのお言葉をいただく。 いいえ、私は「媚薬的なるもの」には人一倍弱く、すぐ…

明日ヨン様に会いに行く

友人と話していて、思いがけないシチュエーションで出会った著名人は誰か、誰が実際オーラを放っていたかについて盛り上がる。 芸能人で思い当たらないのは、それほどの人物に会ったことがないせいだろうか。 芸能人ではないけれど、強いて挙げれば蓮実重彦…

泥のビスケット

昨日付の毎日新聞によれば、食料価格高騰で暴動が起きたハイチの首都ポルトー・プランスのスラム街シテ・ソレイユでは、人々が高い米や大豆に代え、泥のビスケットを買い求めているという。 http://mainichi.jp/select/world/news/20080602ddm001030082000c.…

ジャック・ペラン『WATARIDORI』[Le peuple migrateur](2001、仏)

この他に、それぞれ違う大学の授業で見せる映画2本、サッカーワールドカップ予選・日本×オマーン戦、NHKの特集「ガラパゴス大異変」やマシ・オカの番組など。 濃い映像を複数観ると、個人の時間や人生では賄いきれず、ふらふらになる。 ・ 『WATARIDORI』で…

1/100

神楽坂フラスコで「ひゃくてん!」という企画に出くわす。 ひとりの女性が、同じ型で模様のちがう100枚のスカートを縫い、壁に貼りつけたもの。 会期半ばというのにほとんど売れていたが、写真を見ると素敵なものばかり。 ラッキーにも、数枚残っていたうち…