注意一秒、ケガ…67、500円

猫2匹と人ひとりの自転車3人乗りを見かけた。
籠に入れてるとかではなく、サドルに座るお兄さんの前に猫2匹が重なり合って立っていて、後ろの猫は前の猫の背中につかまり、前の猫とお兄さんがハンドルにつかまっているのである。
いいものを見た、ルンルン……なーんてポジティブなことをいってみても、すぐに悲しい。
なぜか頭が朦朧としてまちがった他社のアダプターを1秒ぐらい差し込んでしまったパソコン、修理費の見積もりは67,500円だって。
西海岸ぐらいまでのチケット買える、鍼に16回は行ける、45rpmで素敵な上下が揃えられる。

昨日の学生の発表によれば、かつてカカオ10粒でウサギが買え、100粒で奴隷がひとり買えたそうだ。
カカオ何粒あれば、パソコン修理できるんだろう…

しかし毎度毎度、なぜパソコンごときにこんなに振り回されなきゃならないのだろうか。
ハードディスクの中身がなんだってんだ!といってそのまま捨ててしまえない小心な現代人のこの悲しさ。
考えも人づきあいもすべて中にしまってあるのに、どこがどう不調なのかもわからない情けなさ。
わかっているのは、バッテリを嗅ぐと焦げ臭く、焼死しているらしいということだ。