媚薬とフレンチネイル

「恋愛など忘れ去った女」というキャラづくりの上で文学の話をしてきたが、後で招待してくださった方から「恋愛を忘れた者同士で何か(プロジェクトとか仕事を)やりたいですね」とのお言葉をいただく。
いいえ、私は「媚薬的なるもの」には人一倍弱く、すぐにクラクラなるタイプ。
相手が植物でも動物でも場所でもモノでも架空の人物でも現実の人間でもね。
でも人対人の恋愛物語には、もはやコメントすることもないように思う(してきたけど)。
たとえば人対石とか、もう少し広い枠で考えたい。
それにしてもphiltre(媚薬、惚れ薬)って、面白い言葉だな。
最初filtreかと思っていて、なぜ濾過することが惚れることになるのか不思議だった。

フレンチネイルに初挑戦する。
ここのところ3色使いのグラデーションがうまくできるようになったのでトライしてみたが、これが数段むずかしい。
マニキュア液やリムーバーを何度も思わぬところにつけたり、ぶちまけてしまう。
それに少しの家事でもすぐに剥げ、マメな補修が必要となる。
でも、ネイルサロンでやっているのだと何人かに思われていたことがこの前わかり、うれしかった。
ちょっと手仕事したい気分の時にいい。