フランス

去年同様、じんましんと湿疹が広がり、何となく不快。賞味期限の短い、美味しい生酒を買い込むとこうなる(蕁クス)。 梅酒に続き、辰巳芳子のレシピでピクルスを浸けた(赤と黄のパプリカ、胡瓜、セロリ)。辰巳芳子のレシピは妙に科学的で、読むのは楽しい…

日本に先立ち、フランスでもドメネク監督により代表選手が発表されたが、やはりアンティーユ勢が目立つ。 グアドループはティエリ・アンリとリリアン・テュラム、ミカエル・シルヴェストル、マルティニックのシルヴァン・ヴィルトール、ギュイアンヌ(ギアナ…

フランスで第一回目の「奴隷制を記憶する日」。リュクサンブール公園で展示があるらしいが、メディアの扱いは地味(『ヤフー・フランス』にはあるが、今日付けの『ル・モンド』には記事がない)。 海外県ギアナ選出・クリスティアーヌ・トビラ議員発案による…

普通の日本の若者にフランス語圏の広がりを意識してもらうには、やっぱりサッカー代表選手だろうか。フランスのラップじゃマイナーすぎるし、暴動といったってニュース見てないかもしれないし。 ジダンのアルジェリア系は超有名だが、調べてみるとアフリカ、…

土曜日のル・クレジオ講演に備え、以前からつまみ読みしていた最新刊、『歌の祭り』(岩波書店、2005年)を読む。 全部通して読む予定だったが、古代インディオの書『ミチョアカン報告』について書かれた章はどうしても読み通せなかった。すべて私のフォーク…

なぜか初のテレビ出演(というか収録)。といっても日本のテレビ局ではなく、フランス5(サンク)だけど。 日本におけるカリブ海文化みたいな特集で、グリッサンの勉強会にテレビクルーが乗り込んできたのだ。 たまたま今日の発表者が私だったので、カメラ…

『ル・モンド』紙によれば、フランスのジャック・シラク大統領は、2005年2月23日に制定された法律の第4条を削除するよう憲法評議会に要請。 この条項は、現地民への学校教育など、過去の植民地政策の有益性を謳ったもの。歴史家、法学者、かつての被植民者…

フランス語のレジュメを書くのがつらい、ほんとにつらい。日本語だったら何だって書けるのに、どうしてこうも立ち止まってしまうんだろう。去年英語論文を書いていた時以来の苦痛だ。 周りの院生を見ていると、私ほどは苦労していない様子(たぶん)。やはり…

たまたま手にした「エル・ジャポン」にパリ郊外で起きた暴動の特集記事が転載・翻訳されていた。現場となった郊外に住む女性たちに焦点を当て、話を聞いて構成したもの。インタビュー自体、特に変わった内容ではなかったが、企画としては興味深い。 なぜ暴動…

ヌーヴェル・オプセルヴァトゥールのサイトによれば、フランスのシラク大統領は奴隷末裔のための記念日導入に否定的でない考えを明らかにした。奴隷制という反人道的な過去を忘れないため5月10日を記念日にするという案は、「奴隷制を記憶する会」によりかね…

近頃、金曜は家事をまとめてこなす日になってきた。洗濯日和が多いことも理由のひとつ。他のことが忙しくて金曜定例のグリッサンが読めないことも理由のひとつ。 洗濯の後は、冬モードで週一の植物への水やり。バナナ二鉢をベランダに出して、またしまうのは…

フランス・パリ郊外で始まり、地方にまで広まった暴動が二週間近くも続いている。数千台の車の焼き討ちだけでなく、ふたりの死亡者に加え、障害者女性が火傷を負うという事態にまで進んでしまった。 シラク大統領の声明に続き、ド・ヴィルパン首相は郊外に夜…