ついに結合、フィギュア×クレオール フィギュアスケートNHK杯男子フリー

今シーズン高橋大輔が演じるフリープログラム、「ブルース・フォー・クルーク」がこれまでで1,2を争うぐらい好きだ。
さっそくアイポッドに曲を入れて楽しみたいと思うも、検索しても出てこない。
どうやらSang Mêléというアルバムに入っているらしいが、中古でやたらに高いので諦めた。
Blues for Klook by Eddy Louiss
http://www.youtube.com/watch?v=pOKPrD_Mquo
往年のジャズドラマー、ケニー・クラークに捧げられたブルース

このミュージシャンのディスコグラフィーを目で追っていて「おや?」と思うところが多かったので調べてみると、やはりマルチニック系のフランス人だった。
もともとの名はエドゥアール・ルイーズ。
フレンチジャズのオルガン奏者である。

それにしても高橋大輔、演じるにはものすごく難しい曲にもかかわらず、これだけ奥深く感動的に仕上げられるのはさすが(「音の解釈」は9点台、総合259,75)。
あまり調子が上がらなかったとされたスケートカナダの演技でさえ感動した。
私は本来ジャンプ主義者なのにもかかわらず高橋だけは別格で、音と一体になってのあの上半身と下半身の関係、そして下半身の氷への吸いつきというのは、見ていてほんとに惹きつけられる。
「人刃一体」という命名(by norah)がまさにぴったりだと思う。
ジャンプにしたって、6分間練習時とはいえ、4回転フリップ着氷はすごかった。
いったい男子のジャンプはどこまで進化するのだ。