赤い泥

エドゥアール・グリッサンによるすばらしい追悼文を教えてくれた人がいた。
瞼の裏にバラタの山道、バッス・ポワントの荒々しい海の景色が広がってゆく。
(その激しさは実地で知った。揺れる船になだれ込んでくる塩辛い海水で頭からジーンズまでびしょ濡れになりながら。その集落の輪郭を、濡れそぼって船上から眺めながら)
泣く。


http://socio13.wordpress.com/2008/04/18/aime-cesaire-la-passion-du-poete-par-edouard-glissant/