norah-m2006-01-21

昨日は今年初のホットヨガで、ものすごく集中してやり気持ちがよかった。でもこのホットヨガ、気温40度、湿度70パーセントぐらいの中でやるせいか、体質・体調的に合わない場合もあり、昨日は倒れた人も。
私の場合は合っているらしく、日頃のつらい気持ちから逃れて、純粋な個体?になることができる。それでもシャーバ・アーサナなどでくつろぐ時間、ふとまた雑念が襲ってくるものだが、昨日はハワイ島のミロ・ツリーの大樹下で体験したアイアンガー・ヨガのすばらしい感覚を想起・反芻することができ、よりくつろぎを堪能できた。
早朝の強風、体の真上でざわめく固い実をいっぱいつけたミロ・ツリー、白い波頭でたえず乱される水平線、ヨギーニたちをひやかす七面鳥の親子…
アメリカ人のインストラクター、ザットのヨガ口上は、日本のスクールのとは違って「樹の上で浮遊する自分をイメージして」とかスピリチュアルなものだった。生徒それぞれのポーズを直してくれるだけでなく、シャーバ・アーサナの時は腕、肩、そして頭までマッサージをしてくれ、それがものすごく気持ちいいのだ。
ヨガでいやな雑念を一時的に宙吊りにできるのはいいんだけど、同時に頭がぽーっとしてしまい、難しいことが考えられなくなるのが問題。結局正念場のはずのフランス語レジュメが5行ぐらいしか進まなかった。
デトックス気分なので、ヨガ教室の前にある有機野菜の店で買い込んだ野菜で和風ポトフをつくる。丸大根にうど、白菜、長ねぎ、京にんじん、押し麦にベーコンをざく切りにして乗せ、ブイヨンでことこと煮込む。押し麦を入れると食感が香ばしくなり美味しい。
初物のうどが香り高く美味しかったが、他に和風ポトフの具材としてはれんこんなども合う。
このブログを見に来る人の多くがなぜか「黒酢の酢豚」で検索して来る人たちだから、何となくこんなことを書いてしまうんだが……でもほんとにホットヨガの後の和風ポトフ、あっさりして美味しいのはまちがいない。ああ、幸せ幸せ幸せ幸せ、、、