今年最後のホットヨガ(といってもまだ二回目だけど)。湿度が前回より高く、70パーセントぐらい。体調も万全でなく、きつかった。とはいえ汗を大量にかくのは気持ちいい。今日はヨガパンツに競泳用セパレーツ水着の上を着てやったが、ファッション的にも機能的にもいい感じだ。
終わった後は、最近赤面しやすい顔が雪ん子の田舎っぺのように真っ赤になる。ほてってデトックスした体はコーヒーとかを欲しがらないので、高田馬場に最近できたエキナカで生のミックスジュースを飲みながら年賀状を仕上げた。初めて写真の年賀状にしてみる。
年末というのは一年分の交際とかごみ捨てとか掃除とか買い出しとか教科書選定とかシラバス書きとかいろんな雑用が押し寄せて、予定していた自分の用事ができなくて困る。
冬休み中にフランス語のレジュメ書きをして、リクールの『記憶・歴史・忘却』をじっくり読む予定なのに、まったく手つかずのまま2週間経ってしまった。
でも最近一年経つのがあまりに早くて、何か年が変わるための儀式めいたことでもしないと区切りがつかないと思ってしまうのも事実。それが大人ってものなのかな。だから正月とか子供には面白くなくてもするわけか。
朝日新聞夕刊に載っていた堀江敏幸のエッセイがよかった。投げたボールを相手に届かせるという喩を使い、人との関係の手間ひまについてを述べたもの。要は今、周りに人はゴマンといるのに、ひとり自分の真上にボールを投げてはキャッチする、という裏寒い時代になっていることの危惧をいっているわけだ。
堀江敏幸って優しそうで、昔から憧れている。でもぜったいに友達にも恋人にも夫にもきょうだいにもなりえないタイプ、つまり自分とは縁のないタイプの「いい人」だと思っている。以前、公開対談で質問したときも、すごく優しかったなー。