アマゾン・フランスで本を14冊注文。今年はユーロ高が続き、この春以降は本買いを控えてきたのだ。夏に一時期下がったけれど、そのときはこっちのパソコンが壊れていたし。ずっと1ユーロ140円を超えていたのがここにきて130円台に下がり、今日は139円30銭から138円80銭ぐらいになったので、何とか年内駆け込みに踏み切れた(この分量買って送料は40ユーロぐらい。毎度高いと思うけれど、そんなものだろうか)。1月中に届いてくれればうれしい。
といって、カリブとパリで買い込んできた本だって、まだほとんどは目を通していない。それなのに買ってしばらくすると、すごく緊急に必要だと思える本がいろいろ出てくるのだから不思議。
今年は何だか忙しがって舞い上がっていたわりに、あまり本は読めなかった。特に新刊なんて、ほとんど何が出ていたのかもわからない。
読み返しなら、9回目のプルースト、ブロンテ、シャモワゾー、コンデをはじめ、結構したと思う。
あえていいと思うものを挙げれば、全部まだ読みかけだけれど、エドゥアール・グリッサンのLe quatrieme siecle(『第四世紀』)、宮地尚子の『トラウマの医療人類学』、スティーヴン・モートンの『スピヴァク』、ポール・リクールの『記憶・歴史・忘却』。はー、早くちゃんと読み終わりたいものだ。