大学生協マイクロソフトのOffice Professional Edition 2003を衝動買い。もう少しでバイオのノートブックも衝動買いしそうだったが、踏みとどまる。
吉川一義編著『プルーストスワンの恋」を読む』というCDブックで、ずいぶん忘れてしまったプルーストの復習をしている。アンドレ・デュソリエという俳優が朗読していて、なかなかいい感じの読みと声なのだが、結構長いCDを二度かけて、二度とも途中で寝入ってしまった。心地よすぎるのだろうか。
この本はかなりの抜粋なので、プルースト全部とは言わないまでも『スワンの恋』ぐらい原書で読もうとフォリオ版のページを繰ってみたが、最近読みなれているものと違ってやはり難解。すいすいとなんか行かない。音楽作品でも服の描写でも、プルーストの長い描写というのは、長い流れのなかで書いている対象を(当然フランス語なので)ilとかelleで受けていくため、何かその対象が「彼」とか「彼女」に擬人化されているように感じられるのだなあと改めて思う。
マダガスカルジャスミンは早々に蕾を落としてしまったけれど、サンセヴェリアが二年ぶりに開花。鈴なりについた翡翠色の小さな花はよく見ると蜜をしたたらせている。夕方になると、何とも甘やかな、バナナを思わせもするけど上品で清々しい香りが漂ってきて、ノスタルジックな気分になる。