くる日もくる日も

集中講義のため、目を回しながら猛然と準備。
こういうプログラム作りは好きなんだなーということが最近わかってきたけれど、準備しながら次々広がる、広がる。
オーランドーから台所太平記まで。
ジュール・ヴェルヌから田山花袋まで。
中上健次からマリーズ・コンデまで。
ダニエル・デフォーからミシェル・トゥルニエ桐野夏生まで。
桜庭一樹からイサベル・アジェンデまで、などなど。
そしてサブテキストはどんどん広がり……。

あまりの暑さに半裸状態で読みまくり書きながら、ドアを開けると眩暈。
今日の暑さが今年最高な気がする。
頬にあたる熱風が、ラスベガスに降り立ってたまげた時と同じぐらい熱かった。

こうなってくると、Tシャツとか下着とかの機能とか意味って何だろうと考えてしまい、この気候にふさわしい生地とデザインの服を作ってみたくなるが、そんな時間はない。
(考えたのは、吸水性のいい透けないガーゼ素材の長いのに、首と腕の穴だけ開けた服。授業準備で『百年の孤独』の小町娘のレメディオス昇天の場面を読んでいて思いついた。レメディオスはパンツも穿かないが、新聞取りに行く時だけ穿くなどその辺は適宜判断して)

しかしまだまだ果てしなく仕事の続きがあるけど、さらに俳句を最低10個、掌編小説を1個なんてできるのだろうか、8月。