カリコム、放射性核廃棄物の日本への移送に抗議

しばらく新聞を読めずにためていたら、一週間ほど前の記事に日本のメディアとしては珍しくカリコム(カリブ海共同体)の話題を発見。
詳細を知るため、久しぶりにウェブサイトをチェックする。
http://www.caricom.org/jsp/pressreleases/press_releases_2011/pres287_11.jsp

プレスリリースによれば、7月20日、カリコムの議長でセント・キッツ・アンド・ネヴィスの首相でもあるダグラス博士が声明を発表。
21日、英国から放射性核廃棄物を載せた船舶がカリブ海を航路にとり、日本へ向け出発することに対し、近隣2000万のカリブ海住民の安全と海域の自然がおびやかされるとして断固抗議した。

英国から日本へ行くのにカリブ海を通るという変わったコースどりにも、さまざまな力関係が作用しているのだろう。
カリコムの抗議はもっともなことだ。
この船が日本に着くのは何日後だろう。
そしてまた、この搭載物がプルサーマルとして利用されるということか。