ピナ・バウシュ

火・水・木の新聞は週末にまとめて読むので、不覚にも訃報を今日になって知り、愕然とする。
去年間近に見たのがつい昨日のことのようなのに…
マーサ・グレアム、マース・カニングハム大野一雄同様、百歳までも生き延びる体だと信じていた。
7年ぐらい前、あなたの「アクア」の舞台を日本でも見たいんです、と言ったら、私もです、と返してくれた。
幅が細く、やわらかい手の感触も残っている。
そんな人が知らない間にいなくなっていたというのが信じられない。
もっとも影響を受けたひとりである。