Slack Key Guitar Volume 2

相変わらず歯の治療は続き、左のこめかみには時々偏頭痛も走るので、静かな音楽は不可欠。
皆さんにいろいろお知恵をもらって静かな音楽コレクションも増えたが、この数日聞いているのはハワイのスラッキー・ギターのCDだ。
第47回グラミー賞をとった「Slack Key Guitar Volume 2」というアルバムで、ケオキ・カフモクとかソニー・リムとか複数のミュージシャンの曲を集めたもの。
この緩く柔らかい音が頭部に心地いい。
口をぽかーんと開けて聞いちゃう。

19世紀、スペインとメキシコから来たカウボーイがハワイ島に持ち込んだスラッキー・ギターとはギターの種類ではなくチューニングのスタイルを指し、したがって楽器屋で「スラッキー・ギターありますか?」ということは、さくらやで「インターネットありますか?」というようなものである。

ごくゆったりしたテンポのリュートも発見だったけれど、弦楽器の弦が弾かれて生まれるシンプルな音というのは厭味がなくいつもやさしい。