ブログでサバイバル

ブログを読んで、何人かの方々が歯痛の時にお勧めの音楽を教えてくれた。
感涙である。
daisuketoiさんがコメント欄でbords of canadaの「The Campfire Headphase」やJohn Lewisの「John Lewis Piano」を勧めてくださったほか、ジョン・ケージ初期のピアノ作品「In a Landscape」、パット・メセニークロノス・クァルテットライヒ作品集、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」「ステアケース」、バッハの「フランス組曲」(チェンバロ)なども紹介される。
普段のnorahらしからぬ(バッハ以外)洗練されたラインナップである気がする。
きっとこういう時は余分なものがないのがいいんだと思う。
いくつかアマゾンで注文したので、届くのが楽しみだ。
それに「年末緊急救援物資」として、CDまで送られてくるらしい。
神経を全部抜くまで治療は年越しで続くことだし、打撲した歯もさぞ喜ぶことでしょう。

重大な用事こそなかったけれど、年末までの外出は結局すべてキャンセルとなった。
そういえば去年の今頃も熱を出し、5日ほど寝込んでいる。
今のご時世、籠っていられる暖かい家があるのはつくづく幸運。
多忙な家族がプリンを買ってきてくれたり、実家から栄養剤が届いたりしてほんとに幸運。
この数日で6回以上茶碗蒸しと小田巻蒸しを作り、ものすごく熟達した。
小さい頃の記憶のせいか、衰弱した時唯一おいしく食べられるのが茶碗蒸しなのだ。
これで高熱でふらふらの時でも、機械的に難なく目分量で作れるはず(作ってほしい人には作ってあげてもいい)。
こういうのがサバイバル技術と思っている。