ゲバラさんのお宅で…(アブダル・マリック)

遅まきながら、パリ生まれ、コンゴブラザヴィルストラスブール郊外育ちのラッパー、アブダル・マリックの「ジブラルタル」を聴く。
来日公演、興味を惹かれたんだけど、やっぱり行っておけばよかったと思う。
スラムの影響をも受けているらしいマリックのリリックを聞いていると、普段は特に思わないことだが、フランス語も破裂する感じで耳に残る面白い言葉だな。
ものすごく不機嫌な一日、Soldat de plombとかCélineとかJe regarderai pour toi les étoilesとかM'éffacerとかを何度も聴いた。
(たまに照れちゃうような歌詞もあるけど)パワーを感じるリリックと素敵な日本語訳、とくればフランス語の歌詞カードもつけてほしくなるのが人情だろうが!と怒りかけ、Paroles.netを見たら、そこでもこの「ジブラルタル」に入っている曲はひとつもなくてがっかりしたが、なんだ、CDをパソコンに入れればちゃんと画面に歌詞が出てくるのね。

タイトルは歌詞から。
フランス語の発音だと、そういう意味に聞こえてしまうのだ。

一瞬の読書でエイミー・ベンダーの「果物と単語」。
あまりに機嫌が悪く、もう断固としてかわいいものしか読みたくないから読んだ。
実際かわいかったし、好きな町ラスベガス(なぜか想像力を刺激される場所だから)と好きな果物マンゴーの話だったのでよかった。
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