ハイチ移民監督、ミケランジュ・ケイ

間もなく開催される東京フィルメックス映画祭において、ニューヨーク生まれのハイチ系アメリカ人監督、ミケランジュ・ケイ(Michelange Quay)の『食べよ、これは我が体なり』(Eat, for this is my body, ハイチ/2007/105分)が上演される。
2004年、16分の短編作品『クレオール豚の福音』(L'Evangile du Cochon Creole)がカンヌ映画祭で紹介され評価を得たケイ監督の、これが長編第一作。 
ハイチを舞台に、白人の老婆とその娘、子供たちと黒人召使が登場する幻想的な映画だそうで、トロント映画祭に出品された。

ミケランジュ・ケイ Michelange Quay
1974年、ニューヨーク生まれ。マイアミ大学で映画製作と人類学を、ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部で映画を学ぶ。2002年、カンヌ映画祭主催のワークショップ「シネフォンダシオン・レジダンス」に選ばれ、本作の脚本執筆を開始。

上映予定
11/23 (祝)21:15/シネカノン有楽町1丁目
11/25 (日)13:10/有楽町朝日ホール
http://www.filmex.net/index.htm