NANA

テレビでやっていた『NANA』がかわいくて全部見てしまう。
作品の質・内容の深さとかいうことより、「現役」としてリアルタイムで見た人には、何十年経っても懐かしく残るタイプの映画なんじゃないかと思った。
中島美嘉の「彼」っぽさと女の子っぽいはかなさがいいし、ライブの歌もいいし、宮崎あおいのキラキラメイクや髪型や細い素足がかわいいし、ふたりの対比的なファッションもかわいい。
ふたりのお部屋のインテリアや、ナナがレンと住んでいる雪国の倉庫のようなところも印象的。
20年後、普通のかわいいおばさんになった宮崎あおいを見ながら、同年代の元女の子の記憶の中に、ため息とともにふと蘇るという感じ(公開中のパート2の方はどんな感じか知らないが)。
なんか内容は全然違うけれど、『スローなブギにしてくれ』を思い出す(浅野温子があの映画ではほんとの美少女だった)。
===========================
ネット時代だというのに、新聞記事の切り抜き専用に繊細なカッターを買った(オルファの一枚切りウイング)。
先端は極細の刃、持ち手の先はハチドリの羽がシンプルにデザインされたかたちになっている。
新聞全紙に不信感を抱きながらも紙の新聞信奉者の私。96歳の祖父と同じ作業をやめられない。
===========================
大学近くで古本を売る。
か弱く非力なので、ふた袋持って行くのにせいいっぱい。2500円。
紙のものってほんとに大変。
すっきりしたしお駄賃も入ったので、お局院生御用達のPiyokoでオーガニックな買い物をしようと思うが休みだった。
添削の仕事をしながら、口の両端を均等に引き上げる訓練をしていたら唇が裂けてしまったので、いいリップクリームが欲しい。痛い。