楽しい病弱ライフ
週末、狭く乾燥した研究室に籠もっていたら、やはりてきめんに咳き込みが始まってしまう。
腰のあたりもいやな感じにだるい。
左の乳首から斜め下に向かって、赤いミシン糸で直線縫いをしたように帯状疱疹ができており、「やっぱりね」と呟いている私がいる。
っていうのはびくびくして寝たための悪夢で、起きたら何もなってなくてよかった。
体調が小休止のうちに反撃と思い、ホットヨガへ。
ベーシックコースで軽くほぐそうとするも、背中がきしむように痛く、ストレッチからつらい。
それでも終わる頃にはやや楽になる。
隣の人が鼻水ずるずるしていて、風邪ひいてるのに密室のスタジオに来ないでよ、やだなーと怯えていたが、その人も終わりの方には鼻水が止まっていた。
やはり体調よくなりますよ、この高温多湿空間でのヨガは。
わざわざ短い70分コースを選んだのに、今日は90分もやってくれた。サービスいいな(ReUです)。
病弱ゆえ必要なあれこれも楽しいものである。以下は最近のお気に入り。
- 吉野拾遺(葛湯)(神楽坂・松屋本店)
寒い屋外から帰宅、ぞくぞくっと来てまずいっていう時、緊急に飲んで温まるのはこれ(毎日緊急で、毎日飲んでいる)。
おろした生ショウガを添えて(免疫力を高めるジンゲロールが摂りたいなら生のままでね。byあるある)。
- 五巡茶(渋谷・漢方ブティックNIHONDO)
喉のためのお茶。朝、たっぷり1リットル沸かして、常時飲む。柿の葉、紫蘇、はとむぎ、霊芝などが入っている。クセがなく、飲みやすい。
- サイプレスのアロマオイル(渋谷・カリス成城)
これも咳の緩和のため使用。洗面器吸入(数滴)や湯船(1滴)に。蒸気とともにすーっとする香り。ユーカリも愛用。
- ガーゼのタートルシャツとガーゼのマフラー(代官山・AO)
AO(アオって読むらしい)はガーゼ素材の服をメインとしたブティック。
この季節、ニットを着ることが多いけれど、あのもやもやした繊維が咳を促す。
その点ガーゼはちくちくしないし、それでいて空気を含むから暖かい。
私はグレーのガーゼシャツを買って、重ね着の襟元と袖口だけ出すアンダーシャツみたいな感じに着ているけど、とても心地いい。
山ももで染めたという、薄墨色と白の混じったガーゼのミニマフラーも買う。
こちらもあまり寒くない日はウールのマフラー代わりに愛用。