応募原稿の締め切りを5日も間違えていたので、泣きそう。今日はすでに7本で、本日のノルマは突破した。一応ちゃんと全部目を通している。
つらいのは梅雨時のこの時期、私は三半規管がめちゃくちゃに狂うことだ。そのひどさは年によって違うけれど、外を歩いていて道路が突然45度斜めに傾いて見えたり、地下鉄で猛烈に乗り物酔いしたり、じゃがいもの皮を剥いてて目を回したり、活字が飛び出して見えたりすることもある。コンタクトレンズの度数をかなり下げて以来だいぶよくなったが、それでも今年は結構ひどくて、連続で小説を読んでると目が潰れそうだ。
自律神経の狂いと仕事の詰まりとワールドカップを前にしてのざわめいた気持ちとで、何か全身にまとまりがなく、電気が走っているような感じ。今回の日本代表メンバーは今までで一番好きで、今小学生だったら憧れてサッカー選手を目指してしまうかも。やっぱり私は中村俊輔が好きだ。あの陰湿さと華やかさがミックスした感じには、どうしても惹かれてしまう。顔も好き。それから小笠原満男巻誠一郎も大好きだ。
ところで男の書き手って、どうしてみんな会話での女性の発言を「〜だわ」「なのよ」みたいな語尾にするんだろうね。二十代の書き手が女子高生の発言を書く時さえ、そう。今時の現実の女の人って、誰もそんな極端な女性語でしゃべってないのに。
前にある人が書いたものに対して、酔った勢いで同じことを糾弾してしまい、後で「悪いこと言っちゃったなー」と反省したんだけど、彼が次に書いた本を読んだら、女の子の会話がすごくかわいく自然な感じになっていて、何だかうれしく感じたものだ。
おじいさんといえば「そうじゃ」「じゃよ」みたいな語尾に決めつけるのも変。方言だというんならともかく、そのおじいさんが若い頃の会話では普通に「〜だよ」とか言ってたりするなんてありえない。