norah-m2006-02-14

コロキアムの原稿に煮詰まるほど、トリノ五輪に目が向いてしまう。
昨日は女子スノボの金メダリスト、ハンナ・テーター選手の演技に感動。今まで漫然と、ほとんど焦点も合わせずにスノボを「眺めてきた」者の意見としていえば、女子スノボはこの4年で飛躍的にレベルが高くなった(といってもメダリスト・クラス)と思う。女子のスノボは男子に比べて格段に落ちるというこれまでの先入観を覆してくれたのが、昨日の試合であった。
テッターや銅メダリスト、バースのスピードと高さ、テーターらアメリカ勢が見せる高度な技(セブン・トゥエンティーやナイン・ハンドレッド)に比しての安定感。気持ちのいいものを見たという気がする。
それからこれも普段あまり見ないものだけれど、フィギュアのペア。井上怜奈ボールドウィン組がショート・プログラムで見せたスロー・トリプル・アクセルのすばらしかったこと。中国代表、張丹・張こう(字が出ない)組のスロー四回転サルコー失敗は衝撃的だったが、その後の立て直しには感動させられた。それにしても痛々しく、とても危険な技なのだとよくわかる。ぜひともいつか成功ジャンプを見せてほしいものだ。
ところで最近、バレンタインが楽しみだ。チョコレートを欲しがる体質になって以来、世界の美味しいチョコが集結するこの時期はうきうきしてしまう(去年からだが)。
しかし、たまたま渋谷に出たので東急のデパ地下で買おうとするも、山のような女子たちが壁をなしていて近づけない。13日の夕方なんかに渋谷で買おうとするものじゃない。
しょうがなく、家の近所のケーキ屋でチョコレート・ケーキを買う。今日も今日とて別のパティスリーに行ってみるが、チョコのケースの前は女子たちが占拠しているので、なぜか「早稲田アップルパイ」を買う(525円なのにとても食べ応えがあり美味しいので、Anniversaryで時々買う)。チョコレートは空いてる時期に買うのが一番だ。
ところで最近では「自分へのご褒美」とかいって、高級チョコレートを買う女性が増えているらしい。「自分を褒めてあげたい」とか「自分へのご褒美」とか薄気味が悪い。私も自分のために高級チョコを買うけど、チョコの一個や二個で褒美を済まされてはたまらない。まあ、褒美同様ビッグなお仕置きも必要かもしれないが。