青山ブルーノート、ルーツ・ミュージック・フェスティヴァル

アントニオ・カルロス・ジョビン・グループの歌手だったパウラ・モレレンバウムのライヴを聴きに行く。ゲストは夫でチェリストジャキス・モレレンバウム。昨年出たCD『ビリンバウム』から多くの曲が披露される。「ビリンバウ」「インサンセテス」「プリマヴェーラ」ほか、どれもいい。ちなみにビリンバウとは、私が二回で挫折したブラジルの格闘技カポエイラのバックで演奏される弦楽器。
ボサノヴァのライヴなんて初めてだ。軽やかなやさしい声にうきうきとなり、夏の英気を養った感じ。中央一番前の特等席だったので、全身赤のカシュクール・ブラウスやアクセサリー、目つきや歯や手相やすべての動きに目が釘づけに。あの振りつけと目つきは、しばらくモノマネでやろうと思う。
関係ないけど、夏に書くつもりの論文のテーマを思いついた。「育まれない子と魂の移住」にしようかな。