カルロス・カレラ『アマロ神父の罪』、ペドロ・アルモドバル『バッド・エデュケーション』

台風のなか、ガエル・ガルシア・ベルナルの二本立てを観る。アルモドバルは、あまり多くの人から「今回のは全然だめ」と聞かされていたので、かえって面白く観られた。胸にぐっと来ることはないけれど、結構よくできているではないか。といって思い返しても、これといったいい場面が思い浮かばないな。ガエル・ガルシアが辞めてやったという劇団で演じた「アダムとイヴ」の写真が面白かったぐらいか。