セドリック・クラピッシュ『ロシアン・ドールズ(スパニッシュ・アパートメント2)』

試写で観る。いつも通り、主役のグザビエはロマン・デュリス、元恋人がオドレイ・トトゥロマン・デュリスのインタビューを読んでいて気づいたのだが、そうか、デュリスのグザビエというのは、ジャン・ピエール・レオー演じるアントワーヌ・ドワネルなんだということ。トリュフォーのドワネルものそのままに、グザビエはいつもゴタゴタしていてどっちつかずだし、でも完全に崩壊していたりジゴロというわけでもない。二人の顔は全然似ていないが、どちらも全然ハンサムではないのに妙に憎めない愛嬌があるのは同じ。何となくこのシリーズを観続けてしまうわけがわかった。
二ヶ月前にとれた銀歯を治すため、ようやく歯医者に行く。