BSでやっていたニュージーランド映画『クジラの島の少女』(ニキ・カーロ監督)を途中から観て感動した。女の子であるため部族の伝統を受け継がせてもらえず、祖父から疎まれるパイケア(ケイシャ・キャッスル・ヒューズ)が魅力的。
パイケアが巨大な鯨にまたがり、鯨と一体になって潜ったり、浮かんだりしながら沖へと滑ってゆく海、その時目に映る、流れる雲の映像に思わず涙が出る。自分で想像していた光景にとても似ていた。