日本経団連が採用活動時期を延期

これまでの10月から12月へ、ってセコすぎる。
3年生の後期始まりからだったのが、後期後半になっただけではないか。
しかも採用そのものは4年生の4月と、これまでと変わらず。
就活なんて、本来大学生活の最後の最後でいいはずだ。

就職への危機感から、学生自身も親も教員でさえ、大学に就職専門学校的な要素をもとめる傾向が強まっている。
私と同世代の親御さんなどと話していると、就職率というその点だけで大学や学部の選択を考えていたりして、何を言おうととりつくシマがない。
まったくなんて視野が狭いんだと思う一方で、じっさいの厳しい状況を考えると焦る気持ちがわからないでもない。

だとすれば、力の強いところ・採用の元締めが枠組みそのものを見直すのは義務ではないか。
本当に若者の人材育成というヴィジョンがあるのだろうかと疑う。