大宮高島屋のピーター・マックス


気に入らないところばかりだった大宮の町で、数少ない愛着の対象だったのが高島屋のモザイク壁画とアンティーク・カフェの洗愁亭だった。
ここのところ毎日のようにその前を通り過ぎる壁画は、あらためて眺めてみてもやはりいい。
なぜ60年代ポップアートの美術家ピーター・マックスが富士山を描いた2枚の壁画が大宮高島屋のビルにあるのか、昔から疑問だった。
これを機に今さっきインターネットで調べてみたが不明のままだ。
壁画に愛着があるので、かつてこのドイツ系アメリカ人アーティストの画集を入手したこともある。

東口駅前にあった洗愁亭は、古めかしい建物はそのままに、アンティーク屋というよりはガラクタ屋――昭和時代のおまけやフィギュアなど――のような店舗になっていた。