シンクロ・ジャパンオープン

ここ数年、日本のシンクロ水泳には特段の興味をひく何事もなかったが、ソリストとして出てきた新人、安達夢実の素材には輝きを感じる。
身長159センチという小柄にしてこのダイナミックさ、この表現力。
フリールーティンの「オーメン」には身の毛がよだって呪われるかと思った。
(それにしても水の中で独り、四六時中聞いていなければならないのに、こんな恐ろしい選曲よくするな)

こういう逸材には、日本シンクロがここしばらくの停滞で見失った技術力をぜひ磨いていってほしい。