貝塚散歩

家の裏の貝塚に上ると落ち着く。
子供の頃は長らくただの小山が半分崩れ落ちた雑木林と思っていた。
昔はここでみんなが蜆や真牡蠣や蛤を食べては殻を捨てていたのだ。
今から6500年ぐらい前は、海なし県といわれているこの辺も全部海。
Unity is submarine(意味ちがうか)。
古代の食生活をするとして、獣の肉を塩もつけずに生焼けで食べるのは気が進まないが、塩水の浸みたいろいろな貝の貝づくしを食べるのは魅力的である。
「五味貝戸」という風変わりな地名も、よく考えれば美味しそう。
しかしものの本など見てみると、私自身は縄文人の特徴を一要素ももっていない。
アートな土器を作り、美味しい貝を食べていた縄文人がうらやましい。
norahの祖先はきっとモンゴルあたりの風すさぶ平原で、朝青龍の祖先に出し抜かれながら木の実でも獲っていて、それから西日本に渡ったんだと思う。

最近、人生で初めて都会暮らしに疲れてしまった。
というか、都市部ではない場所が好ましい。

ジューシーな満月であった。

家の近所でビラをもらう。
「輝け!! 日本国憲法のつどい 講演 小森陽一さん」
こんな片田舎でまで、すごい。