庭仕事と特養ホーム

かわいい百舌が飛んできたので喜んでいると、木蓮の花芽をついばみに来てるのだという。
木蓮といえば白かくすんだピンクが普通なところうちのは濃い紫色だが、咲いているところなど今まで見たことがないのは、全部百舌が食べてしまうから。
脚立に乗って、これから咲きそうなつぼみのひとつひとつにお茶用の紙パックでカバーをつける。
でも、まるで無駄かもしれない。
家族がしばしばお世話になっている特養ホームを案内してもらう。
給食の献立が毎日おいしそうで、私もお世話になりたいと思った。
檜のお風呂や車椅子のままの風呂椅子もあり、これもお世話になりたい。
リハビリを兼ねた釣りゲームや輪投げゲームなどはちょっと安易すぎて要再考。
企画立案したい。
特養ホームや旧老健といえば、かつては「姥捨て山」さながらの内容で悪名が高かったものだが、最新の施設はずいぶん様変わりしているようだ。
福祉業界の人々とは普段まったく接点がないから、やはりノリの違いというのを感じてしまう。
介護福祉士の人と看護師の人では、それぞれまたノリが違う。
重労働で収入も多くないのに、誰もがとても仕事熱心に見え、頭が下がった。
というかモンスター入所者を預かってくれて、こっちは頭を下げまくりだ。