やっと新年

年末以来の低調で籠り続けていたため、昨日は本当に久しぶりに友人に会った。
お正月は毎年大変なストレスなのだが、今年はわけてもきつかった。
そのせいもあり、家族や医者や職場以外の親しい人たちとおしゃべりしたら、パーッと気持ちが明るくなるような解放感。
大威張りのわがままシェフが、粗忽きわまりない好意に満ちた態度で、安くて美味しい料理を出してくれるこの中華料理店も久しぶりだ。
思えば世界中の威張った人間の中で、私が気に入ってるのはこの謎の香港人だけかもしれない。

私の個人年譜では2002年が最新の区切りになっているので、それ以降に出会った人は新しい友人という分類になる。
その人たちともずいぶん長いつき合いになり、彼らの変化も目にしてきて親しさも増した。

いろんな話題で周りの人たちの逞しさにつくづく感心していると、一人の若い友人にnorahは生命力の塊だといわれる。
ペンペン草すら生えない不毛の代名詞と自負していたので驚くが、私は生命力を垂れ流しているのだそうだ。
だから歯を食いしばりすぎたりするらしい。
いつも鋭い指摘を(自分のことは棚に上げながら)してくれるありがたい青年なので、どういうことかよく考えてみようと思う。
不毛な人間なのでフラなどやる資格がないような気がしていたけど、それならやっていいのかも。
先週、ちょっとした場でながらとても優美でふくよかな踊りを見て、いいなあやってみたいなあとまたしても思ったのだった。