こむらがえり対処法

何日か前、激しいこむらがえりを起こした。
最近脚がつると同時にひどい貧血が起きるのも困ったものだが、今回さらに困っているのは脚の痛みが日ごとに増していることだ。
バナナを1,2本食べればすぐ治るといったのはマリーズ・コンデだが、調べてみるとバナナに多く含まれているカリウムを補うのは本当にいいらしい。
こむらがえりを起こすのは、マグネシウムカリウム、ナトリウム、ビタミンEなどの不足。
しらす、南瓜、ひじき、アーモンドなどもいいようだけど、ウェブ上で、あるお医者さんが常飲を勧めていたのがルイボスティー
さいたまで買っている、とても香りのいい花やフルーツがブレンドされた秘蔵のルイボスティーがあるので、冷たいものばかり飲んでいる昨今では久しぶりにあったかいのを淹れて飲んでいる。

ルイボスティーといえば、マルチニックの宿で毎日飲んでいた。
家主のお姉さんがルワンダに赴任している息子さんを訪ねてきたところで、お土産のお茶がたくさんあったのだ。
日本語では「ルワンダ」なので、お姉さんに「ルワンダでは…」とつい日本風の発音でいうと、その都度「ノン、rワンダ!」と直されて話が進まなかったのを思い出す。
ルワンダ」というよりほとんど「ワンダ」なのだ。
そういえばこの前講師控え室で「サンラータンっておいしいよね」と話していると、中国語の先生に聞き咎められ、「サンではなくスヮン、タンではなくタッン」ときびしく発音矯正されて、いいじゃんかよここは日本なんだからと思ったこともついでに思い出した。

それでこむらがえりだけれど、上に挙げた栄養素の不足、朝方の冷え、急激な筋肉の酷使、それから熱中症や黄砂の前ぶれでもあるそうだ。
激しくつった瞬間には、ふくらはぎ半ばあたりにあるツボ・承山を押さえるといいらしい。
というか、実際に家族に押してもらったのだがその場では効かなかった。

階段の下りが特につらく、そうなると地下鉄駅を渡り歩く都市の日常生活は過酷だ。
せめてできることといえば、大江戸線とか、新しくて、その分深度のふかい路線には乗らないようにすることぐらい。
今日は246を脚を引きずって歩いていると、ゲームの障害みたいに何度も目の前に歩道橋が現れて泣いた。

なんでこんなに激しく脚がつったのかなと因果関係をたどっていくと、やっぱり先週、サハラの砂の上で唐突に踊ったからではないかという気がしている。